日本思想に影響を残した、仏教者としての「柳宗悦」の姿を浮き彫りにする労作！
仏教者 柳宗悦
3,080円(税280円)
日本思想に影響を残した、仏教者としての「柳宗悦」の姿を浮き彫りにする労作！
岡本勝人著
◆独特の民藝運動とともに浄土信仰への思いが深く、木喰仏に光を当て、
妙好人に注目した柳宗悦。
本書は、その幅広い学究的足跡と人脈、浄土信仰（仏教研究）に言及しながら
日本思想に影響を残した柳の姿を浮き彫りにする労作となっています！
<目次より>
序 章 木喰仏との運命的な出会い
1 木喰上人 2 志賀直哉のまなざし 3 衆生済度の巡錫 4 民藝運動の命名と出発
第一章 民藝と野生の思考
1 司馬遼太郎の旅と柳宗悦 2 英国人バーナード・リーチとの交流
3 『白樺』とかかわる柳宗悦 4 青山二郎とその周辺
5 棟方志功と芹沢ケイ介の仕事 6 河井寛次郎と浜田庄司の仕事
7 野生の思考と民藝
第二章 妙好人という存在へー木喰仏、色紙和讃
1 木喰仏への旅 2 我孫子にて 3 恩師・鈴木大拙との関係 4 木喰上人の廻国の足跡線
5 木喰仏の発見が語るもの 6 柳宗悦ブーム 7 「色紙和讃」との出会い 8 色紙和讃と工藝
9 「妙好人」との出会い 10 「妙好人」とはなにもの 11 鈴木大拙と柳宗悦の「妙好人」
第三章 南無阿弥陀仏ー柳宗悦の視線
1 「南無阿弥陀仏」という六字名号 2 因縁について 3 「念仏の仏教」から「他力」まで
4 「凡夫」から「一念多念」まで 5 「廻向不廻向」から「行と信」まで 6 仮名法語
7 僧と非僧と捨聖
第四章「仏教美学」四部作について
1 仏教美学への架橋 2 「美の法門」と衆生について 3 「美の法門」と「自然法爾」
4 「無有好醜の願」と不二について 5 小林秀雄と柳宗悦ー直観について
6 ひとりのもれもなく… 7 「直観」から「美の浄土へ」 8 「美の浄土」と如来蔵思想
9 最後の仏教美論「法と美」
終 章 最後の美意識
1 複合的な晩年 2 同事の仲間たち 3 諸相のおわりに
おわりに「柳宗悦」-大乗仏教の精神と宗教美学
岡本勝人著
◆独特の民藝運動とともに浄土信仰への思いが深く、木喰仏に光を当て、
妙好人に注目した柳宗悦。
本書は、その幅広い学究的足跡と人脈、浄土信仰（仏教研究）に言及しながら
日本思想に影響を残した柳の姿を浮き彫りにする労作となっています！
<目次より>
序 章 木喰仏との運命的な出会い
1 木喰上人 2 志賀直哉のまなざし 3 衆生済度の巡錫 4 民藝運動の命名と出発
第一章 民藝と野生の思考
1 司馬遼太郎の旅と柳宗悦 2 英国人バーナード・リーチとの交流
3 『白樺』とかかわる柳宗悦 4 青山二郎とその周辺
5 棟方志功と芹沢ケイ介の仕事 6 河井寛次郎と浜田庄司の仕事
7 野生の思考と民藝
第二章 妙好人という存在へー木喰仏、色紙和讃
1 木喰仏への旅 2 我孫子にて 3 恩師・鈴木大拙との関係 4 木喰上人の廻国の足跡線
5 木喰仏の発見が語るもの 6 柳宗悦ブーム 7 「色紙和讃」との出会い 8 色紙和讃と工藝
9 「妙好人」との出会い 10 「妙好人」とはなにもの 11 鈴木大拙と柳宗悦の「妙好人」
第三章 南無阿弥陀仏ー柳宗悦の視線
1 「南無阿弥陀仏」という六字名号 2 因縁について 3 「念仏の仏教」から「他力」まで
4 「凡夫」から「一念多念」まで 5 「廻向不廻向」から「行と信」まで 6 仮名法語
7 僧と非僧と捨聖
第四章「仏教美学」四部作について
1 仏教美学への架橋 2 「美の法門」と衆生について 3 「美の法門」と「自然法爾」
4 「無有好醜の願」と不二について 5 小林秀雄と柳宗悦ー直観について
6 ひとりのもれもなく… 7 「直観」から「美の浄土へ」 8 「美の浄土」と如来蔵思想
9 最後の仏教美論「法と美」
終 章 最後の美意識
1 複合的な晩年 2 同事の仲間たち 3 諸相のおわりに
おわりに「柳宗悦」-大乗仏教の精神と宗教美学
