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毎年恒例! 佐藤芳直先生が、今読んで欲しい10冊の本 戦艦と日本をめぐるテクノ・ナショナリズムの歴史社会学。
戦艦大和の歴史社会学
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戦艦大和の歴史社会学
3,520円(税320円)
毎年恒例!
佐藤芳直先生が、今読んで欲しい10冊の本
戦艦と日本をめぐるテクノ・ナショナリズムの歴史社会学。


塚原 真梨佳 (著)

◆毎年恒例!
佐藤芳直先生が、今年2026年 厳選セレクトの
今読んで欲しい10冊の中の1冊です。

佐藤芳直先生おすすめコメント
「日本の戦後高度成長の真因、軍需の民需転換。
そのプロセスを深く洞察する」


敗戦の象徴である戦艦大和は、なぜ戦後日本の「民族の誇り」たりえたのか。
戦艦が日本人のアイデンティティに結びつく理路と、戦後平和主義の下でさえ
戦艦を称揚した人々の意識を解明する。
戦艦と日本をめぐるテクノ・ナショナリズムの歴史社会学。

目次
序 章 旧軍の記憶と科学技術立国ニッポンの自画像
1 日本人のアイデンティティの拠り所としての軍事技術 
2 戦艦大和はなぜ科学技術のシンボルとして発見されたのか? 
3 戦後日本社会と旧軍技術という「遺産」 
4 研究目的と方法 
5 本書の構成 

第1章 「ナショナルなもの」としての戦艦
1 初の自国産戦艦薩摩と技術後発国としてのアイデンティティ 
2 戦艦建艦事業の大義 
3 技術的到達点としての長門・陸奥の登場とワシントン軍縮 
4 日本的性格の戦艦 
5 戦艦が日本の「ナショナルなもの」になるまで 

第2章 戦争のコメモレーションとしての戦艦
 ――戦艦三笠保存運動のメディア史
1 三笠保存運動の成立 
2 三笠保存運動の拡大 
3 記念艦三笠に読み込まれた複数の意味 
4 民族の誇りと平和のコメモレーション 

第3章
 
敗戦国日本はいかに戦艦大和を発見したか
1 大艦巨砲主義の象徴としての「大和」 
2 「大和」を造り上げた造艦技術への評価 
3 民族の誇りとしての戦艦 
4 切り離された「戦績」と「技術」 

第4章 旧軍技術から平和技術へ
 ――高度経済成長期における「大和=科学技術立国の礎」論の展開
1 メカニズムへの関心の高まりと兵器の趣味的受容規範の形成 
2 戦前の軍事技術と戦後の平和技術の連続性への意識 
3 技術の日本的性格―模倣から独創へ 
4 戦後日本への遺産としての戦艦大和 

第5章 「大和=科学技術立国の礎」論の退潮
 ――高度経済成長の終焉と軍事技術への眼差しの変化
1 大和をめぐる言説・表象の状況 1
2 雑誌『丸』の変化 
3 反科学的気運の高まり 
4 軍備の意義とナショナリズム 
5 戦艦大和をめぐるテクノ・ナショナリズムの成立条件 

第6章 「第二の敗戦」と戦艦大和
 ――低成長期における「大和=科学技術立国の礎」論
1 経営書的戦記における「大和」言説の受容 
2 技術的象徴としての「大和」の後景化 
3 昭和史の総括における「大和」批判 
4 科学技術立国ニッポンの負の象徴 

第7章 地方における「大和=科学技術立国の礎」論の展開
 ――テクノ・ナショナリズム構築におけるローカル/ナショナルの力学
1 呉におけるローカル・アイデンティティの構築と変遷 
2 「大和」はなぜ「呉」アイデンティティの象徴として見出されたのか 2
3 呉における戦艦大和の語り 2
4 「文化仲介者」としてのローカルな共同体 2

終 章 平和日本の礎としての軍事技術――継承と断絶の二重の論理
1 近現代日本におけるテクノ・ナショナリズムの展開 222
2 技術水準から技術標準へ 
3 継承と断絶の二重の論理 
4 軍事技術に潜む人々の欲望―戦火の消えない世界の中で 


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文献 / 事項索引 /人名索引 
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