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最新刊「神と犬編」は、 一般書店より2週間以上早く先行発売 大人気の『終極からの摂理』シリーズ 第1弾と第2弾の2冊セット!
終極からの摂理 大覚醒編&最新刊 神と犬編 2冊セット
11,000円(税1,000円)
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終極からの摂理 大覚醒編&最新刊 神と犬編 2冊セット
11,000円(税1,000円)
最新刊「神と犬編」は、
一般書店より2週間以上早く先行発売
大人気の『終極からの摂理』シリーズ 第1弾と第2弾の2冊セット!


和田友良著

最新の「神と犬編」は、
2026年1月30日(金)先行入荷予定。

※一般書店の発売は、2月15日頃。

清水店長大絶賛!で、『逆のものさし思考2』でもご紹介の
『終極からの摂理』大覚醒編の続編 神と犬編がついに発売!
なんと、1,000ページを超える大著になります。

特に、「追悼 「読書のすすめ」清水克衛店主」の章は、
必見の内容なので、お見逃しなく!

心ある方には、是非お読みいただきたい必読の本物名著
『終極からの摂理』大覚醒編と神と犬編のセットになります。

西洋の哲学や宗教、文学、そして東洋の哲学や宗教、
そして、格闘技にも精通されている、真に文武両道を
体現されている、和田友良氏の思想、哲学の全てが
込められた、これからの時代の羅針盤となる2冊
なので、2026年に読書に是非!

〇『終極からの摂理』 最新の神と犬編 「あとがき」の一部

本書は、『終極からの摂理 大覚醒編』に続く、
『終極からの摂理 神と犬編』である。
ゲーテは、「恐ろしいものだけが真である」としたが、
安易で簡単明瞭なものや巷の戯言には疑問を持って
対峙せねばならない。
実利や理智を顧みず、狂気と慟哭と戦慄を私自身の直観に
身を浸しながら本書は仕上がった。私の最も深い奥処としての認識。
さらには、根源的直観の帰結が本書の拠り所となった。それぞれが
自己の内に神憑り的な充溢を齎すのだ。
また、神を氾濫させ自らを激しく問う(自己信頼のための自己否定)
ことと、答えのない問いの連鎖が本書の要諦となった。
敢えて答えを求めるなら個々の解釈(真理)に委ねねばならないのである。

朱子による、「大義は大進すべし、小疑は小進すべし、疑わざれば進まず」
を本尊とせねばならない。
己は一体、何を知っているのだと自問自答せねばならない。苦渋の蘇生と
叶わぬ指針としての再臨繰り返す矜恃を持つのだ。幾度、生を得ようとも、
家畜は家畜として解体され食台に切り裂かれた肉片を置かれることに、
失念してはならない。
侏儒は、「すべての真理は(すなわち、真実の存在者は)、
その走行課程において曲がっている」
ニーチェは、「如何なる〈今〉にも、存在は始まる。如何なる〈比所〉をも、
〈彼所〉の球がめぐり、至る所に忠心がある。永遠のゆく道は曲がっている」
としたのである。
私は生きている限り、ニーチェであれ、デカルトであれ、エマソンであれ、
ゲーテであれ捨て身になって考え抜く。自分自身を徹底して締め出すのだ。
従来の解釈や叙述は躊躇なく排除する。一般の摂理から繙けば、極めて
厄介な特異性に裏打ちされていても、極限まで洞察せねばならない。
他者にもそれ自体にも篭絡されない決意によって、血路を大きく打開するからである

ー注釈ー

ゲーテは、「よし、どうであろうと人生は良いものだ」と断言した。
ニーチェにおいては、「これが人生なのか! よし、いいだろう。それならもう一度だ!」と
歓喜を滲ませた。バーナード・ショー曰く、「為すべきことは熱を与えることではなく、
光を与えることなのだ」に留意せねばならない。
シェイクスピアは、「運命とは最も相応しい場所にあなたを運ぶのだ」とし、
アンドレ・マルローは、「芸術とは反運命である」と提示して錯綜と混迷を終焉させた。
E・G・ブルワー=リットン曰く、「運命は可能性を笑う」であるが、偶然にもそれなりの
理由があることを認証しておかねばならない。棘に恐れを持てば薔薇を持つことは
永久に叶わない。私は、反運命の凄惨な血だまりを様々な範疇から掬い取り、
血が乾かぬうちに、『終極からの摂理 神と犬編』としてここに認めたのである。

人間とは、圧倒的な絶望と苦悩の淵に幽閉されても、その経験と洞察に応じた
叡智を発揮せねばならない。驚愕の絶望と戦慄の苦悩が日々の風景であっても
怯んではならない。偉大な運命への愛と決別の戦闘とし、私の車輪は永遠に巡ると
認識して自ら舞い踊り、激甚の円環として受け入れねばならないのである。
今一度、仏陀の「盲亀浮木の奇蹟」(本文参照)を魂に刻みては、疫病の蔓延した
世界を慰撫てゆかねばならない。遍く、近代を巣食う、「奴隷平等」「奴隷道徳」
「奴隷正義」「奴隷平和」「奴隷人権」を破壊する。
魂に誓いて崇高で高貴なものを取り戻さねばならないのである。」

〈目次より〉

追悼 「読書のすすめ」清水克衛店主

『孤軍』彼らの遺言と私の独白

遺言
ある文筆家の陶酔
未だかつてない深奥に到達する
遺言
ある文筆家の陶酔
エイハブ船長を見よ!
そしてエジプトを出るのだ!
遺言
ある僧侶の深淵
私は神や仏のいない世界で往生できない
遺言
ある僧侶の深淵
私は気付き始めた魂によって著しく堕ちてゆく
遺言
ある僧侶の深淵
デカルトが私を殺した
遺言
ある僧侶の深淵
「量子学」とは
「三奉問題」(三性の理の概念)である
遺言
ある僧侶の深淵
私は私を愛さない
暗く澱んだ私に殺される
私の独白 1
メダルト・ボスの勉強会に参加した
マルティン・ハイデッガー
私の独白 2 「求道者」たらんとするなら
「供物」を恐れてはならない
私の独白 3
エトムント・フッサールの「思考の自律性」
私の独白 4
多くの人々は快楽を買っていると思い込みながら 
自分を奴隷として快楽に売っている
私の独白 5
「奴隷平等」「奴隷道徳」「奴隷平和」
「奴隷正義」「奴隷人権」を破壊して
崇高で高貴なものを取り戻せ!
私の独白 6
プラトンは時代を呑み込み
世界における版権を目論んだ
私の独白 7
放射線の形に広がる無数の糸
私の独白
8
唯識の法相宗 
反運命として行旅死亡人を望む
私の独白
9
ジョナサン・リヴィングストンの目覚め
そして私はすべての解答を知っている
私の独白
10
可能性を持ってこい
可能性を持ってこい
可能性こそ唯一の救いだ
私の独白
11
空とは有無を超越した相互依存であり
神とは絶体的換喩である
私の独白
12
改善されない知識
私の独白
13
「背後世界」の否定
経典などなんら必要としない人が
宗教を持っている
私の独白
14
「背後世界」の否定
身体こそ人間の理性である
私の独白
15
「背後世界」の否定
究極の復讐劇
一つの醜い肉体の中に道化者と殉教者

エピソード��
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
仮説が織りなす希望と絶望
1
伝統的支配と人権の腸
仮説が織りなす希望と絶望 2
「負けて当然 勝って偶然」
そして「勝って監獄 負けて地獄」
という思考回路
仮説が織りなす希望と絶望
3
心臓(思考回路)だけを抉り出し
その残された物質を屍として
歴史の巨大な史的墓場に葬り去る
仮説が織りなす希望と絶望
4
蠅の王の独裁の奴隷
仮説が織りなす希望と絶望
5
初期性は時間の経過とともに喪失する
仮説が織りなす希望と絶望
6
「選択のユダの樹」と「兆しの気配の樹」
仮説が織りなす希望と絶望
7
神における最大の恩寵の配置
仮説が織りなす希望と絶望
8
魂をあらゆる形態作用から
離脱させてはならない
仮説が織りなす希望と絶望
9
それは不可能であるが故に確実である
血塗れの瑶林瓊樹
『沙門果経』の炯眼
ワーグナーとメンデルスゾーン
魂が生じなければ脳はすべてに背く
認識者仏陀における
見えない物の本質
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
1
ピサロとコルテスの祝福
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
2
トマス・ペインの遺骨 
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
3
ミカエル・セルヴェトゥスの受難
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
4
遺棄なき世界(二重予定説の破壊)
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
5
スエデンボルグの戦慄と
カントの「超越主義」
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
6
漆黒のリアリティ
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
7
ダグラス・マッカーサーの「闇の奥」
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
8
憲法における五分の三だけの人間
囚われの地で
パロの夢解きをしたヨセフ
9
同胞による裏切り
深淵に堕ちた歪んだ正義の呪縛
自己了解に姦淫された刻印
不条理と矛盾を
究極の生命線とせよ
すべての昨日は最も楽な一日
マルサスの『人口論』
増えすぎたアイルランド人の子供たちを
煮て食うしかない
エピソード��
ユダは腹が裂けて死んだ
余剰と人権の問題
1
善悪の彼岸に住む悪魔
余剰と人権の問題
2
民族の意思統一(帰属)より
孤高の領域に生きる
余剰と人権の問題
3
隷属することなく帰属する
「華僑」の本尊と大富豪の条件
ジョナサン・スウィフトの
『穏健なる提案』
青枯病による「貧民のパン」の終焉
イギリスの奴隷
パトリック・マカルハーンの布教と
エクリチュール(神の痕跡)
闇と光の境界線
ユダは腹が裂けて死んだ
内在する罪と第五の季節
能力主義の否定
美に疵以外の起源はなく
何処にもない咬傷
権限を分散せよ!
ローマ帝国の支配戦略
ケインズとハイエクの慟哭
「優生学の亡霊」と
マルクスから得た教訓
デモクリトス エピクロス
ルクレティウス
この世の真理としての快楽主義
慨世憂国の志士 大石恭輔先生
死ぬはずの一粒の麦と偉大なる事績
魂に遵守された不敵の想い
我々は二か国の軍隊を持っている
チェルノブイリの慟哭
裂帛の志士
ある武道家の懺悔
世界一危険なプロレス団体
ユダヤ教とはユダヤ道であり
戒律を遵守する
厳正な道に由来する
時にはグリーニッカ橋を渡り
感覚を翼のようにして
暴風雨に向かって飛翔する

エピソード��
魂の戒律とアーネスト・ホルムスの
「三位一体説」
儒教の政治理念と「幇」
1
魂の戒律としての鮑叔と管仲
「我を生んだのは父母 我を知るのは鮑叔」
儒教の政治理念と「幇」
2
毛沢東と蔣介石
儒教の政治理念と「幇」
3
儒教の中核は道徳ではなく政治である
儒教の政治理念と「幇」
4
儒教と法教(法家の思想)による
二重の統治機能
儒教の政治理念と「幇」
アーネスト・ホルムスの「三位一体説」
(命ずる霊 遂行する法則 
   結果を生み出す創造性)
ヴォルテールとルソー
ゲーテとヘーゲル
能力と平等の問題
レイチェル・カーソンの禍根
1
ジョニ・ミッチェルの願い
レイチェル・カーソンの禍根
2
ワトソンとクリックの見た
 二重に絡む蛇の夢と
 ポーリングの見た三重に絡む蛇の夢
レイチェル・カーソンの禍根
3
マインドの罠
ウィップラッシュ(鞭打ち)
1
アンゲラ・メルケルとニナ・ハーゲンの
 精神的邂逅
ウィップラッシュ(鞭打ち)
2
常軌を逸した異常な忍耐
ウィップラッシュ(鞭打ち)
3
魂を奪い返せ!
ウィップラッシュ(鞭打ち)
4
ロバート・ガルブレイス・ヒースの
  「脳のペースメーカー」
AI界のユダとブルータスを待つ
ドナルド・トランプの快進撃
アメリカ分断の真実 「生きるのは辛すぎる 
でも死ぬのも怖い」
ある朝 目覚めると
WASPは……
新鮮な血が激しく滴り落ちる美徳
不完全な天球を創ってはならない
果たして闘いの美学を知る者はいるのだろうか?
ミリンダ王(人格的実体)と
ナーガールジュナ長老(真我)
カルロ・ロヴェッリの思考実験
1
時間軸の喪失
カルロ・ロヴェッリの思考実験
2
顧みぬ地獄 
カルロ・ロヴェッリの思考実験
3
異なる依存性や関連性の問題
カルロ・ロヴェッリの思考実験
4
「ラプラスの悪魔」
カルロ・ロヴェッリの思考実験
5
自己本位的な繭
カルロ・ロヴェッリの思考実験
6
すべてを「再定義」せよ

エピソード��
私は「地獄」ではなく「地獄」が私なのだ
レスラー〈プラトン〉
格闘者〈ソフォクレス〉 拳闘競技者〈ピタゴラス〉
貴族のレスリング(グレコローマン)と猛獣のレスリング
(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン)
私は私のすべての事柄を
無の上に置いた
1
肉体の鍛錬を怠ると
精神も腐り堕ちてしまう
私は私のすべての事柄を
無の上に置いた
2
まず義務を負うべきは自分自身である
究極のキャリステニクス
ステゴロファィター
エイブラハム・リンカーン
私は地獄ではない
1
魂の犠牲としての咆哮
私は地獄ではない
2
至純至精の境地
私は地獄ではない
3
概念を観念の遊戯にしてはならない
私は地獄ではない
4
私は「地獄」ではなく「地獄」ですらない
トム・プラッツ
ジムに行く時には終わっている
壮絶なる戦闘原理を見よ!
1
ミネルヴァの梟の顕現
壮絶なる戦闘原理を見よ!
2
寿命を盗まれた獣
「たった一日しかなくても
ライオンの寿命を私に与えよ!」

壮絶なる戦闘原理を見よ!
3
「殺し合い」における
「尊厳」と「矜恃」と「裸体の魂」
壮絶なる戦闘原理を見よ!
4
「免責された殺人」における
激しい心情の吐露
壮絶なる戦闘原理を見よ!
5
戦士のみぞ知る六根清浄と
聡明剛毅の世界
壮絶なる戦闘原理を見よ!
6
ヘンリー・デイヴィッド・ソローの
血が滴り落ちる日々
壮絶なる戦闘原理を見よ!
7
IFPA認定日本パンクラチオン協会
壮絶なる戦闘原理を見よ!
8
フェンシングとは紳士・淑女の秘儀である ❶
紳士は「死の突撃」を
最大の予定調和とする

エピソード�后〇爐鯡�わうことはない
エピソード�此.泪�ャベリとモンテスキューの地獄での対話
エピソード�察,海寮い梁�の間の富貴
エピソード�次,△覿元い諒�語 強烈な忍耐の収斂
エピソード�宗 峪粟�の理」 神(Gоd)と犬(Dоg)
エピソードⅪ 『厚黒学』 自己防衛術としての智謀学
エピソードⅫ 彼等は眼を余分に一つ持ち過ぎている
エピソード  本を焼く者はやがて人間を焼くようになる
エピソード  擾乱の夜の寓話
付記 侏儒とニーチェの同一性

〇『終極からの摂理』大覚醒編 「あとがき」の一部

「本書は『超一流の成功哲学』『新超一流の成功哲学』
『超一流の裏成功哲学 悪魔との対論』に続く、
『超一流の成功哲学』四部作最終巻、『超一流の成功哲学黙示録』
として発刊予定であった。
しかし、頁数が予想以上に増えたこともあり、
『終極からの摂理 大覚醒編』として発刊する運びとなった。

後半にあたる『終極からの摂理 神と犬編』は後日刊行の予定である。
「血肉のからだで蒔かれ、霊に属するからだに蘇らされるのです。
血肉のからだがあるのですから、霊のからだもあるのです」。

これは聖書「コリント人への手紙I」に記された一節である。
本書は端的に語れば、これまでの三部作とは大きく風景が異なる。

聖書で示すところの「血肉のからだ」としての成功哲学から、
「霊のからだ」に向かう精神を焦点とした自己啓発書と位置付けしている。

同時に、禅における「自性は仏性であり、仏性は空性である」を鑑み、
「終極からの摂理」として私流に取り纏めたものだ。
さらには、思想の暴力性。これを魂の照射とした人間の不条理を
包み隠さず記した苦渋の痕跡でもある。
また、現実と歴史における夥しい戦記の衝撃と炸裂から、人間本来の
あり方を引き出したものだ。遍く、魂への供物としての追悼である。

想えば、人間における最重要な精神は、様々なジャンルの偉人によって、
既に書き尽くされている。多岐にわたり表現され、限界点に達している。

新たに加え得る新説や斬新な論理は、もはや実質的に皆無であるように
思える。故に、数多の引用を踏まえ、角度、切り口、文脈、次元を
変えて斜に構えた私なりの検証が、本書の拠り所となっている。

ゲーテは次のような見解を示している。
「私のメフィストフェレスも、シェイクスピアの歌をうたうわけだが、
どうしてそれがいけないのか? シェイクスピアの歌がちょうど
ぴったり当てはまり、言おうとすることをずばり言ってのけているのに、
どうして私が苦労して自分のものをつくり出さねばならないのだろうか? 
だから、私の『ファウスト』の発端が、『ヨブ記』のそれと多少似ている
としても、これもまた、当然まることだ。私は、そのために非難される
には当たらないし、むしろ褒められてしかるべきだよ」

すべての事物には基準となるもの、
絶対的不変としての原理原則が存在する。
ここでの重要な問題は、それらに敬意をもって自らの状況に
照らし合わせ、粛々と応用することである。
これを真撃に、激甚に考察し、新たな「自己信頼」「独立自尊」
「独立不羈」に目覚めねばならない。
重要なことは、私の知る限りにおいて多くの成功者たちは、
オーウェル的二重思考に苦悩し、ついには大覚醒したことだ。

オーウェル的二重思考とは次巻で詳しく詳述するが、
「同時に矛盾する二つの信念を魂に刻み込み、しかも、その両方が
絶対的に正しいと思い込み、信じ切る能力のこと」である。
これはある種の詭弁、禁じ手の思考だ。しかし、覇道の現実とは
往々にしてこのような矛盾、戦慄、驚愕に裏打ちされており、次巻の
「三性の理」の章において、激甚、かつ真摯に解明してゆく所存である。

北京ダックは肉ごと調理され皮だけが削ぎ取られ、相性のいい食材や
調味料と共に食される。肉そのものは料理の対象外である。
まして内臓や骨のことは誰も考えもしない。世界はこの程度の実態で
動いている。だが、北京ダックの内臓や骨を拾いあげた者のみが、
闇を突き抜ける発想を得る。
フォアグラはガチョウやカモにトウモロコシを大量に食べさせて
肥満させ、肥大した肝臓料理のことだ。
肝臓だけが抜き取られたカモやガチョウの本体は、もはや実体のない
抜け殻でしかない。だが、フォアグラの産地では捨てられる運命に
あった肉塊をコンフィにして、肉屋で売られることもある。

本書は激情に生きる(生きた)人々の持つ死生観を最大の衿持として
認証したものだ。同時に霊性の中に真理としての福音を求め、腐蝕に
向かう魂の汚染を防ぐことが意図するところではある。

新型コロナウイルスの世界的蔓延による今こそ、
人間の真価が問われている。実体のない恐怖に惑わされず、動揺せず、
日々、平常心を持って未来を見定め、成すべきことを成さねばならない。

これが非常時における人間としての、正当性を齎すボーダーラインである。

非常事態こそ、自らの境域を伸ばす新たな研磨の礎とならねばならない。
目覚めのない感情や拙い実利に囚われるなら、その誤謬推論がすべてを
粉砕する。精神の病んだ思い込みと共にすべては漆黒の闇に消え去るだろう。

人間は、目標に応じた適切な判断による決意と明確な行動の推進を
指標として、未来を充足させねばならない。ゲーテ曰く、
「恐ろしいことのみが真である」であっても、ウイルスの恐怖を極度に
膨張させては、人間の根源的自由はあり得ない。
ニーチェが示したように、そもそも「人間そのものが、地球における
最大の病原菌」であることをまず考察せねばならない。
ソロモン王は、「自分を賢者と思い込んでいる者を見たか。彼よりは
愚か者の方がまだ希望が持てる」としている。
驕りと自惚れと自意識過剰は破壊に先立つものだ。
何れにせよ、如何なる災厄の渦中であっても、人間としての衿持と
尊厳から離脱してはならないのである。

齢七十に近づいた頃、私の脳裏には夭折した友人達の記憶が
次々と蘇った。
その記憶とは、彼らが宿した命がけの勇気と気迫と覚悟のことだ。
彼等は時速六十キロの平均速度ではなく時速二百キロの猛スピードで
夢を追いかけ、最短で、最大の成果を上げた。
血と肉と骨を、さらには、魂を枯らすことなく見事に生き切り、
死に切ったのである。その中でも、三島由紀夫の「自裁死」に衝撃を受けて
自ら命を閉じた友の戦慄と驚愕の摂理は、私の人生の大きな岐路となった。

このことを、再考察せねばならない。私はそう思念した。遍く、本書の
始まりと終わりは三島由紀夫の「終わりなき哀愁」の様相を解剖、分析した、
私なりの帰結としての吐露である。

抗うことを諦めてはならない。進むべき道を断念してはならない。
強靭な翼を持つ偉大な龍は皆、約束の地に辿り着き、最大級の称賛と喝釆を
浴びた。だが、翼を抉り取られた血塗れの龍を見よ! 地の果てまでも
続こうとする研ぎ澄まされた巨大な剃刀の上を、山頂に辿り着かぬ
シーシュポスとして命ある限り這い続ける。

肉と腸と骨は真っ二つに切断されても魂は残る。これぞ禅機縦横たる
英雄の本懐だ。人は皆、魂としての自分自身の真理に到達せねばならない。
翼なき龍は永遠に報われずとも、報われない幸福を魂の内に
享受しているのだ。懊悩呻吟の神髄を受け取り、徐に受肉化せねばならない。

本書が、如何なる苦の状況においても毅然として対応できる決意と
意気込みの参考文献となれば、この上もなく幸甚の至りである。」

付 記「超一流の成功哲学黙示録」より

<目次より>
序 説
侵犯者 三島由紀夫と
亡き友への鎮魂歌
遺 言
形而上的反抗者
「既知」から「未知」へ
形而上的反抗者
洞察は停滞する
形而上的反抗者
自らの教義としての
世界観を創設する
形而上的反抗者
エマソンの薔薇
形而上的反抗者
「毎日が人生最高の日」である
形而上的反抗者
「理性の法」から「叡智の法」へ
形而上的反抗者
魂と魂の境界線
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 1
我が死屍の始末を付け
神領域の本尊となる
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 2
私たちは神から存在を盗んだ
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 3
ヨーロッパの謎
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 4
「三位一体」の欠如たる悲劇
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 5
「二・二六事件」の蹉跌
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 6
これらは皆たんなる
シュライエルマッハーに過ぎない
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 7
生きている人間に魂がないことは
死人に魂がないことよりはるかに恐ろしい
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 8
《典型的な哀愁》と《不可能な哀愁》
そして《終わりなき哀愁》
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌 9
すべての概念を破壊せよ!
亡き友への鎮魂歌10
私は虚空の秋霜烈日に渇き果てたのか?
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌11
おれが言ってやろうかおれたちが
三島由紀夫(神)を殺したのだ
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌12
「神」という言葉は法則という意味の
古い言葉である
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌13
切り刻まれるも摘出されない
古の亡霊の腫瘍
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌14
秩序と教養と権威は無残にも失われた
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌15
嘆きの血を吐き続けている者たち
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌16
荼毘に付されようとも
怯懦してはならない
三島由紀夫と亡き友への鎮魂歌17
「お前はまだ眠っているのか!」他

エピソード��
死んだ魂であってはならない

蛇の記憶 1
「普段」と「本番」と「基本」
蛇の記憶 2
「レス・イズ・モアの法則」と
  ブルーノ・タウトの感涙
蛇の記憶 3
服装に嘘をつかせてはならない
蛇の記憶 4
衣装をつけろ!
蛇の記憶 5
気魄の燃焼
蛇の記憶 6
記憶の屍を引きずり回してはならない
蛇の記憶 7
維摩の一黙とグランシアンの「沈黙の力」
蛇の記憶 8
猛虎も地元の蛇には勝てない
蛇の記憶 9
一介の有漏の身であろうとも
  「反撃」を忘れてはならない
蛇の記憶10
「自助」の美名に溺死してはならない
社会は個人の算術合計ではない 1
マンデヴィルのジレンマ
社会は個人の算術合計ではない 2
「ケインズの背理」と「有効需要」の大発見
社会は個人の算術合計ではない 3
ケインズをシュンペーターの方向に補充せよ!
社会は個人の算術合計ではない 4
サムエルソンの功績
社会は個人の算術合計ではない 5
経済学への疑問
マズローの第七階層
「異質なコミュニティ排除」
マズローからダイアーへ
ストロースはブラジルに飛び立ち
ヴェイユは工場生活に入った
古代ギリシャ「五つの正義」
武士道、規範的葛藤の果て
下級武士層のノブレス・オブリージュ
(勇者の責務)と階級構成原理
臥竜鳳雛としての武の真意
福沢諭吉による
近代国家日本の大覚醒
真理は人に属し誤りは時代に属する 他

エピソード��
狂気と燃ゆる熱の時代

狂気と燃ゆる熱の時代 1
消えゆく陽の光に怒る
狂気と燃ゆる熱の時代 2
不都合な真実
狂気と燃ゆる熱の時代 3
魂のおもむくままに
狂気と燃ゆる熱の時代 4
唯一無二の真理は存在しない
狂気と燃ゆる熱の時代 5
ダビデの継承者
狂気と燃ゆる熱の時代 6
狂気の如き異常な希望
狂気と燃ゆる熱の時代 7
ルオーの方式
十二世紀ローマ教会
コンコルドの誤謬
富の神プルートスの控えの間
ある聖職者の
神が望むであろうこと 1
壮絶なヨブヘの道
ある聖職者の
神が望むであろうこと 2
狂気こそ「神への供物」である
「功利主義」の上に立つ予定説
経済の自立こそ急務である
神が救済する者
フーコーとカントの哲学命題

エピソード��
ある富豪の告白
終極からの摂理�機峪笋呂垢戮討魑燭Α�

懺悔の席は二つある
量子論による新世界
人は微笑んで 微笑んでしかも悪党たりえる
「東京裁判史観」と「パル判決書史観」 1
新たな国家戦略
「東京裁判史観」と「パル判決書史観」 2
武器なき人格者は滅びる
「東京裁判史観」と「パル判決書史観」 3
敗北に未来への原動力を残す
権威そのものが体験である
ある富豪の告白 1

ある富豪の告白 2
プロテスタント神学者カール・バルトと
ヨセフ・ルクル・フロマートカ
ある富豪の告白 3
宇宙(神)に人間に対しての義務はない
ある富豪の告白 4
私は何時でも世界と闘う
ある富豪の告白 5
私は究極の蜘蛛か唾になる
ある富豪の告白 6
死滅した薔薇と腐敗したダイヤモンド
ある富豪の告白 7
聖パトリックそして
イエス・キリストを着る者
ある富豪の告白 8
カインの末裔
ある富豪の告白 9
司馬遷の宮刑

ある富豪の告白10
私から魂を奪うことはできない
ある富豪の告白11
五十六億七千万年の彼方へ
ある富豪の告白12
死ぬための世界「生死は度外に措きて」
SARS–CoV–2 COVID –19
愚民の偽りの楽園
ある富豪の告白13
私の嘆きの血の刺青
ある富豪の告白14
流刑地での慟哭の果て
私たちは認識者ではない
恐るべき「般若諸経」の否定
世界中がNOでも私はYESだ!
ブッシュレンジャーのネッド・ケリー

エピソード��
ある富豪の告白
終極からの摂理��
「深淵を覗けば深淵が覗き返す」

ある富豪の告白15
下劣な残響の羅列
ある富豪の告白16
夥しい忍土の試練
ケネディ家はロッジ家に
ロッジ家はカポート家に
カポート家は神に頭を下げる
善と悪の棲み分け
セシル・ジョン・ローズの庭
レイ・ダリオとエドワード・モヤの慧眼
次は二〇二四年二〇二五年あたりだろう

天使と悪魔の闘い
それぞれの事情
ロンドン・スクール・オブ・
エコノミクスのミック・ジャガー
大衆の覚醒 1
血沸き肉躍る情動
大衆の覚醒 2
単なる許容というものはない
大衆の覚醒 3
限界に挑む冒険者
ある富豪の告白17
虚ろな胎動の嘆き
ある富豪の告白18
ハンニバルとユリウスの狂気
ある富豪の告白 19
ラルフ・ウォルドー・エマソン旅は
愚か者の楽園
ある富豪の告白
20
神が定めた原因と結果と闘う
ある富豪の告白
21怪物と戦う者は怪物にならぬよう心せよ
作用しない信念は死んだものである
ある富豪の告白22
怪物と戦う者は怪物にならぬよう心せよ
お前のなれるすべてのものになれ!
ある富豪の告白23
怪物と戦う者は怪物とならぬよう心せよ
牧師も教会も信者(賛同者)も世間も必要ない
ある富豪の告白24
怪物と戦う者は怪物とならぬよう心せよ
奇跡の邂逅
ある富豪の告白25
怪物と戦う者は怪物とならぬよう心せよ
ナーガールジュナ長老の量子論的世界
ある富豪の告白26
怪物と戦う者は怪物にならぬよう心せよ
暴虎凋河も辞さない血の絶叫

エピソード��
『ヨハネの黙示録』の四騎士

GAFA 1
暴かれた日常の膿が棺の中から飛び散る
GAFA 2
旅の過程こそ価値がある
GAFA 3
カール・セーガンの思い描いていた宗教
GAFA 4
スコット・ギャロウェイの正鵠
GAFA 5
内的感覚の破壊
GAFA 6
それがいつ起きるのか?
GAFA 7
「時価総額」と「情報本位制」
マイク・タイソン 殺しの美学 1
神に報復するアダム
マイク・タイソン 殺しの美学 2
肉と骨を切り裂く爪
マイク・タイソン 殺しの美学 3
「イサカのオデュッセウス」
マイク・タイソン 殺しの美学 4
価値観の大逆転
ユヴァル・ノア・ハラリと
チャールズ・ホプキンスの危惧
書き換えられる生命の摂理 他

エピソード��
魂の血を注ぐ

悪魔の数字「666」とコンピューター 1
『ヨハネの黙示録』
悪魔の数字「666」とコンピューター 2
壮烈な自明説の警告
悪魔の数字「666」とコンピューター 3
人間とは機械である
トランプの大統領令と
「ファーウェイ」(華偽技術) 1
��小平の「南巡講話」
トランプの大統領令と
「ファーウェイ」(華偽技術) 2
怯える「グーグル」と「アップル」

トランプの大統領令と
「ファーウェイ」(華為技術) 3
ピーター・ティールとイーロン・マスク
被害者にて加害者
加害者にて被害者
収穫逓減論理
肉体的勇気を示す者
魂の血を注ぐ
甘美に音楽を聴き
我が死を望ませよ
溝壑にある志士(勇士)と
キリマンジャロ山の豹 1
『孟子』「滕文公」
溝壑にある志士(勇者)と
キリマンジャロ山の豹 2
死して不朽の見込み
賢者は対蹠的に振る舞う 他

エピソード��
地獄とは善の最高位である

それぞれの地獄 1
他者の終焉
それぞれの地獄 2
血肉や骨ごと断ち切る慟哭
地獄のハイウェイ
殺さない地獄 1
国際法(慣習法)の破壊
殺さない地獄 2
再びヨーロッパの謎
ダンテの『地獄の見取り図』
スタンダール プルースト フロイト
ブレイクの『天国と地獄の結婚』 1
死から不滅の生を得る者 他

エピソード��
三島由紀夫 脳の奥の動因

一九七〇(昭和四十五)年
十一月二十五日 1
アルバート・アイラー
狂気のテナー・サックス
殺しの爆音
一九七〇(昭和四十五)年
十一月二十五日 2
アルバート・アイラー
狂気のテナー・サックス
リジー・ボーデンの斧
一九七〇(昭和四十五)年
十一月二十五日 3
三島由紀夫 ❶ 三人目の死者
一九七〇(昭和四十五)年
十一月二十五日 4
三島由紀夫 ❷
エミール・デュルケームの『自殺論』他

付 記
「超一流の成功哲学黙示録」
翼を抉り取られた
血塗れの龍を見よ!
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