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【8月30日頃入荷予定】喜多川泰さん 2年ぶりの待望の最新刊! タイトルの意味がわかったとき、あなたの人生は大きく動く。
いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え
1,980円(税180円)
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いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え
1,980円(税180円)
喜多川泰さん 2年ぶりの待望の最新刊!
タイトルの意味がわかったとき、あなたの人生は大きく動く。


8月30日頃入荷予定。
ご予約受付中。


喜多川泰著

◆当店大人気!
喜多川泰さん著の『おあとがよろしいようで』に続く、
2年ぶりの待望の最新刊が発売になります。
どんな内容の物語になるのか、お楽しみに!

【あらすじ】
高校を卒業後、楽に稼ぎ、好きなことをして遊んでいたいと
バイトを転々とする日々を送っていた19歳の翔馬。
楽に稼げると聞いて飛び込んだ警備員バイトの仕事先は、
まさかの大学の守衛室。
自分と年齢の変わらない学生たちに見られながら、
老人と一緒に働くなんて……。
「遊ぶ金がたまったらとっとと辞めてやる」
と後悔し始める翔馬。

しかし、一緒に働く松原、薮島、天野の過去を知り、
翔馬の世界の見方は変わっていく。
仕事とは何か、人生とはなにか、生命のつながり……
3人が自分の生きざまを通して教えてくれたのは、
「未来の誰かの笑顔のために行動する」ということだった。
なぜなら、自分たちは皆、誰かの何かを「いただいて」
生きているのだから。

守衛室で出会った人生の大先輩たちが押してくれた背中。
未来に向けて翔馬が決意したこととは?

(本文抜粋)
自分は「未来の誰かの幸せのために働こう」なんて
思ったことはなかった。ずっと考えていたのは
「今の自分のお金のために」だ。
そのことに気づいた。
結果として、自分は幸せだなんて思ったことは一度もなかった。
いつだって何もかも思うようにいかなかったし、
今の自分の状況を恨みこそすれ、感謝するなんて考えもしなかったのだ。
でも、天野の話に心が震えて仕方がないのはどうしてなのか。
認めたくないが自分が感動しているのがわかる。
心の奥底で自分の魂が共鳴しているのが自分でもわかる。
本当は自分もそういう男になりたいのだ。
(中略)
「俺も、そうなれますかね。天野さんや松原さんみたいに」
「え?」
「未来の誰かの笑顔のために、俺にできることってあるんすかね?」
天野は微笑んだ。
「もうやってるじゃない」
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