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【冊数限定でかつての名著復活!】 2021年の清水店長が一番におすすめの本物名著!
【15冊限定復活!】無痛文明論
4,180円(税380円)
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【15冊限定復活!】無痛文明論
4,180円(税380円)
【冊数限定でかつての名著復活!】
2021年の清水店長が一番におすすめの本物名著!


2021年に、清水店長のブログや店頭で熱くおすすめしていたので、
沢山のご注文をいただき、凄い人気で即完売した『無痛文明論』が、
奇跡的に、出版社に15冊在庫があったので、限定復活!
冊数限定になり、完売後は、販売終了とさせていただきます。
気になる方は、この機会にお早めにご注文ください。

森岡正博著

◆ 快を求め、苦しみを避ける方向へと突き進む現代文明。
その流れのなかに、われわれはどうしようもなく飲み込まれ、
快と引き替えに「生きる意味」を見失う・・・。
現代文明と人間の欲望を、とことんまで突き詰めて描いた
の森岡正博氏の代表作なのですが、清水店長の2021年8月の
ブログをご覧ください↓

「『分析ではなく類推こそが発見をもたらす』 今西錦司の言葉である。
この言葉に膝を打った。 「水平思考」と言われて久しいが、 この
コロナ騒ぎによっていまこそのっぴきならない 必要性が強まった
と確信に至った。

未来を創るのは私たち一人ひとりのリアリティな 行動による。
だから、「一人庶民革命」を 謳っているのだ。

類推というのはある意味非真面目であり、
無責任な意見であったりする。

しかし、そういう場でなければ横跳はけっして起きない。

今までの常識では否定されるような景色の高い 空間を生み出したい。
物事の進化は正のエネルギーからは発生しない。

事実は否定の場から生まれることは、
いまや 歴史や宗教や科学がそれを証明しているではないか。

そんな中、驚きの本を発見した。
あえて発見という言葉を使いたい。
2003年に発刊された本だが、この本は2019年に10刷りされている。

知る人ぞ知る本として口コミで読み継がれてきたのだろう。

この本は読む人を3つに分けると思う。

一、素晴らしい本に出会った。スピリチュアル系の本では、
この世は妄想だというが、その妄想がリアリティをもって
気付かされる。そこから一刻も早く脱出しよう!

二、こんな内容の本、怖くて読めない。
こんなこと知らない方がマシだ。

三、へへへ。いいこと知ったぜ。
ここに書かれてることって、人を洗脳したり思うように操ることに
使えるな。これを知れば、金儲けも簡単じゃん。

もちろん清水店長は、一を推薦するものであるが、
本当に効く薬は毒性も持ち合わせている。
為政者やマスコミ、知識人と呼ばれる人たちは、
三を上手にお使いなのだろう。

この世は、言葉や事象となって現れると同時に二つに分かれる。

善悪、上下、左右など・・・・・。
こういう真理が確実に存在しているのに、
私たちは往々にして片方しか認識しない。

この本には、高尚な論考ばかりでなく、
日常において起こる様々な矛盾やモヤモヤイライラの根本原因の
裏側をわかりやすく説かれているんだ。

ぼくに(清水店長)とっては、近頃では最高に光る一冊となった。
たぶんあなたにとってもそうなるだろう。
自信を持ってオススメしちゃう。」
2021年8月13日の清水店長ブログ
「大逆のものさし思考 今年一番のオススメ!」より

「現代社会は、いま、「無痛文明」とういう病理にのみ込まれよう
としているのではないだろうか。快にまみれた不安のなかで、
よろこびを見失った反復の中で、どこまで行っても出口のない迷路
の中で、それでもなお人生を悔いなく生き切りたいと心のどこかで
おもっている人々に、私はこの本を届けたいと思う。

第一章から第六章までは、一九九八年から二〇〇〇年まで雑誌に
掲載されたものを、原型をとどめないくらい書き直したものである。
この連載は、思想に関心を持つ人々のあいだで大きな反響を呼んだ。

その後、結論部分に当たる第七章と第八章を、本書のために
書き下ろした。第八章において、「無痛文明」の秘密が、
最終的に解き明かされる。

現代社会のなかで、真綿に包まれるような漠然とした不安を覚える
とき、われわれは直感的に「無痛文明」の存在を感じ取っている
のかもしれない。この本は、読者が一度は感じたことのあるあろう
そのような感覚に、言葉を与えようとする試みなのである。
(「はじめに」より) --本書「はじめに」より

<目次より>
第一章 無痛文明とは何か
無痛文明/人間の「自己家畜化」/身体の欲望/
「生命のよろこび」とは何か/「無痛文明」への進化/
無痛文明の中の人間/無痛文明論の語り方

第二章 無痛文明における愛の条件
「生命の品質管理学」の登場/選択的中絶と条件付の愛/
「条件付ではない愛」とは何か/無痛文明における愛/
セックスと自傷行為/無痛文明の二つの戦略

第三章 無痛奔流
大きな渦の中で/刃物は誰に向かって突き出されているか/
無痛文明からの様々な攻撃のかたち/
「身体の欲望」と「生命の力」の戦い/自縄自縛の三つの次元/
敵はどこにいるのか

第四章 暗闇の中での自己解体
私を起点として/社会レベルにおける自縄自縛の解体/
共犯関係的支配を解きほぐす/アイデンティティと中心軸/
私自身の場合/「出会い」の意味論/果てしなきプロセスとしての愛/
絶対孤独ということ

第五章 身体の欲望から生命の欲望へ
「身体の欲望」と「生命の欲望」/苦しみをくぐり抜けること/
エロス的な交わりのために/領土拡大に抗して/捕食の連鎖/
出世前診断を例に考える/身体・生命・知の三元論/
無痛文明を解体し尽くすために

第六章 自然化するテクノロジーの罠
二重管理構造/ランドスケープ・イマージョン/
「聖なる場所」への侵入/自然の背後をあばき出す/
無痛文明における「自然」の意味/崩壊への戦略

第七章 「私の死」と無痛文明
死の思索/死の恐怖/「私の死」が恐ろしいのはなぜか/
出来事としての「私の死」/観念としての「私の死」/
中心軸通路
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