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知る人ぞ知る本物名著! H・P・ブラヴァツキー著 オンデマンド版 『神智学の鍵』 一般書店では売ってません。
【本物名著】神智学の鍵 オンデマンド版
2,750円(税250円)
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【本物名著】神智学の鍵 オンデマンド版
2,750円(税250円)
知る人ぞ知る本物名著!
H・P・ブラヴァツキー著 オンデマンド版
『神智学の鍵』
一般書店では売ってません。


H・P・ブラヴァツキー著 田中恵美子訳

◎こちらの本は、以前ご紹介させていただき、
お陰様で完売となった、『神智学の鍵』です。
残念ながら手に入らなかった方のために、
再びご注文いただけるようになりました。
オンデマンド本のため、ご注文から入荷まで、
通常よりお時間をいただく可能性もありますが、
一般書店では売っていない貴重な内容になります。
心ある方のご注文を引き続きお待ちしております。

執行草舟氏のYouTubeチャンネルの「ルドルフ・シュタイナー」の
思想の解説回でも、シュタイナーの哲学の「根本の三本柱」の1つとして
紹介されていた、H・P・ブラヴァツキーの「神智学」。
そんな、H・P・ブラヴァツキーが書いた、知る人ぞ知る名著が、
こちらの『神智学の鍵』です。

◆神智学は古代エジプトやギリシャに由来する哲学体系で、インド哲学や
仏教にも通じる思想です。
この本は、H・P・ブラヴァツキーによって1889年に出版されましたが、
近代のスピリチュアル思想に多大な影響を与えました。よく使われる
ハイヤーセルフなどの言葉も彼女が使い出したものでした。
西洋東洋を問わず、古代の宗教や哲学の総合する神智学入門書です。

「エジプトの最後の大聖者アンモニオス・サッカスが「テオソフィア」と
言われた教えを3世紀に伝えて以来、自分の思想を「神智学」と呼んだ
西洋の哲学者と神秘家は何人もいました。
新プラトン派の開祖プロティノスからヤコブ・メーベに至るまで、教えの内容
と表現が極めて多様でありますが、汎神論、アレゴリー的な解釈法、異質な教え
を調停融和する折衷主義、そして、何よりもまず、直接の体験によって真理を
しろうとする神秘主義という点において、全て同じ神智学の流れ
に属しています。西洋のこの「神聖な智慧」の伝統をまとめて
東洋の神秘思想と結びつけ、現代人に理解できる体系として
世に伝えたのが、H・P・ブラヴァツキーです。
『神智学の鍵』は神智学、神智学協会、神智学徒の実践について
のブラヴァツキー夫人の最も徹底した発言です。

『神智学の鍵』はブラヴァツキーの代表作『シークレット・
ドクトリン』は東洋の教えに基づいていますが、古今東西
を問わず学問書や古典や神話伝説から証拠を引き出して
主題を発展させる極めてコスモポリタンな大作です。

一方、『神智学の鍵』は無名の神智学徒と西洋の知識人との
対話という形をとり、キリスト教神学・科学的唯物論・心霊主義
という19世紀西洋の三大思潮に対する神智学のレスポンスです。

『シークレット・ドクトリン』は最高の形而上学から出発して宇宙および
人類の進化過程を語っていますが、『神智学の鍵』はできるだけ抽象哲学
を避けて心理学と実際的な問題を取り上げています。
こうして『神智学の鍵』と『シークレット・ドクトリン』
は形も内容も非常に違っていて、互いに補完し合っている
ともいえるのですが、両作品の中心に、そして
H・P・ブラヴァツキーの全著作の中心には
「人間とは何か?宇宙の中での人間の位置はどこか?人間としての
正しい生き方は何か?」という基本的な問題がいつもあります。

これはもちろん、理論的知識を積み重ねて解決できるような
問題ではありません。
プラヴァツキーと彼女の師匠達の考えでは、神智学は理論的
ではなく「愛他の実践」から始まることです。
神智学協会は「ドグマのない団体」、また、あらゆる差別
のない「普遍的同砲団の核」として、この愛他精神を実現する
神智の媒体になるはずです。
この実現はいわゆる慈善活動ではなく、むしろ教育活動なのです。
つまり、各会員は高潔な倫理道徳の手本を示すと同時に、
このような倫理道徳は、あらゆる宗教と哲学に共通のものであり、
しかも、人間が勝手に決めたルールではなく、
本質的には宇宙の秩序すなわち自然法則に基づいたものである
ことを多くの人々に伝えなくてはなりません。
神智学は、一般の宗教のように倫理行為の重要さを主張するわけ
ではなく、倫理思想の道理を明らかにし、その科学的な根拠を
示すものです。

『神智学の鍵』は、このような活動の便覧です。
1章から4章までは神智学を定義しつつ協会の目的を説明
しています。5章から11章には、現代文明にとって
最も必要な教えが説かれています。
その中で、人類の本質的な統一、人間の七本質、
倫理上の応報の法則(カルマ)、輪廻という神智学の代表的な概念
が詳述され、また、死と地獄の恐怖をなくすためにデヴァチャン
などの死後の状態が書かれています。
最後の3章と結論は、一般の誤解を正しながら神智学協会の
具体的な活動方針と将来性について話します。

本書は、1889年に発行され、ブラヴァツキーの全著作の中で
最も入門書に近いものですが、一読で全てを吸収できるような本
ではありません。

サンスクリット語などの専門用語の意味をつかむには記憶力が
必要ですし、ブラヴァツキーが公開を許されなかった、いわば
教えの隙間を埋めるための直観力を働かせなければなりません。
これは誰にとっても容易なことではありませんが、神智学の
理解を身に着け、より深いレベルまで突破するのに重要な
プロセスです。
このように熱心に努力する読者にとって本書はまさに、
新しい認識、新しい生き方の扉を開く「聖なる智慧の鍵」
を与えることでしょう。」
訳者前書きより

<目次より>
第1章 神智学および神智学協会
第2章 顕教的神智学と秘教的神智学
第3章 神智学協会の活動体系
第4章 神智学協会と神智学の関係
第5章 神智学の基本的な教え
第6章 自然と人間に関する神智学の教え
第7章 様々な死後の状態について
第8章 輪廻について
第9章 カーマ・ローカとデヴァチャン
第10章 思考原理の性質について
第11章 輪廻の神秘について
第12章 実践的神智学とは?
第13章 神智学協会についての誤解
第14章 神智学のマハートマ
結論
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