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清水店長おすすめ! ジャニーズ問題をとば口に日本の芸能文化を紐解き、 日本人のルーツを探る「日本人論」!
ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論
1,650円(税150円)
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ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論
1,650円(税150円)
清水店長おすすめ!
ジャニーズ問題をとば口に日本の芸能文化を紐解き、
日本人のルーツを探る「日本人論」!


小林よしのり 著

◆イギリス公共放送BBCが制作したドキュメンタリー番組
『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』をきっかけに
動き出した故・ジャニー喜多川氏による過去の性加害問題。

長年、日本のメディアにおいて「最大のタブー」とされてきた
この問題は、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」をはじめ
とする“被害者”の告発も相次ぎ、ついには国連人権理事会が
聞き取り調査に乗り出すまでに発展した。

「外圧」によってパンドラの匣がこじあけられた結果、日本の
エンターテインメント業界の礎を築いたジャニーズ事務所は
解体を余儀なくされ、昭和から平成、令和にいたるジャニー喜多川氏
が積み上げてきた功績はすべて葬り去られた。

しかしながら、このヒステリックなまでの追放劇は、
果たして正しい“解”だったと言えるのか……? 

今回起きた一連の騒動は、「人権」を盾に品行方正な振る舞いを
押し付けるキリスト教的価値観が生んだ
「キャンセル・カルチャー」に他ならない。

もともとアメリカで2010年代に顕著な動きとして現れた
キャンセル・カルチャーは、著名人による過去の不適切な
言動や企業・団体の特定の行動がいったん問題視されると、
SNSを中心に激しいバッシングの嵐が吹き荒れ、ついには
ボイコットや不買運動に発展するなど、表舞台から徹底的に
排除するムーブメントのことをいう。

ただ残念ながら、すでに日本においてもこのカルチャーは
根付きつつある。 

東京2020オリンピックのとき、開会式に楽曲提供していた
ミュージシャンや閉会式を担当していた演出家らの数十年前
の発言が次々に槍玉にあげられたのを覚えている人も多い
のではないか。
直近でも、ダウンタウンの松本人志氏が過去の行いについて
週刊誌メディアに断罪されているが、古来、日本人はもっと
寛容だったのではないか? 

特に芸能の分野では「陰間茶屋」と呼ばれる「男色文化」を
育んできた歴史もある。
一神教によってできあがった欧米の価値観は決して
グローバルスタンダードではないのだ。

今回、30年以上にわたって日本の史実に深く切り込んできた
漫画家・小林よしのり氏が、ジャニーズ問題をとば口に日本の
芸能文化を紐解き、日本人のルーツを探る。

【目次より】
まえがき
第1章 ジャニーズ記者会見の狂気
第2章 キャンセル・カルチャーとは何か?
第3章 ザビエルとBBC
第4章 性犯罪者と性加害者は違う
第5章 「当事者の会」への疑惑
第6章 人権vs文化という構図 
第7章 〈証言〉を鵜呑みにして冤罪をつくる奴ら 
第8章 偏見は大事である
第9章 ジャニーズ問題:マスコミの〈検証〉
第10章 ジャニーズ問題と日本の性文化
第11章 日本人が少年愛を「大したことない」と思う理由
第12章 芸能とは何なのか?(前編)
第13章 芸能とは何なのか?(後編)
最終章 陰翳を消す「人権」の光
あとがき
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