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適者生存を超える進化のドラマ
「利他」の生物学
968円(税88円)
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「利他」の生物学
968円(税88円)
適者生存を超える進化のドラマ

◆生物の進化のメカニズムは、自然淘汰のなかで自らが生き残り、
子孫を残して遺伝子をつなぐという「利己的」な動機に基づいて
説明されることが多い。
だとすれば、多くの種で観察される「利他的」な行動は、どのように
説明すればよいのだろうか? 
本書は、植物学者と動物学者がタッグを組み、その謎の答えに迫る。
カギとなるのは「共生」という戦略である。
互いの強みを融合し、欠点を補い合いながら自然淘汰に打ち克った
生物たちのドラマをお届けする。

<目次より>
序にかえて 生物は利己的か、利他的か/
第1章 生命の特徴とは?/
第2章 ミトコンドリアと葉緑体を飼いならすー細胞内共生説/
第3章 共生のルーツは「盗っ人」だった?-盗葉緑体と盗毒/
第4章 依存しきって生きるにはー口を持たない深海動物の暮らし/
第5章 昆虫と植物の華麗な騙し合いーWin-Win関係の裏側/
第6章 大事な共生相手を攻撃する理由ー植物と菌のコミュニケーション/
第7章 「超生命体」としての私たちーヒトと腸内細菌の共生から考える/
終章 進化と「利他」-生命のドライビング・フォース
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