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清水店長おすすめ!昭和25年刊 初代最高裁判所長官・三淵忠彦氏著の名著復刻版
世間と人間 [復刻版]
3,080円(税280円)
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世間と人間 [復刻版]
3,080円(税280円)
清水店長おすすめ!昭和25年刊
初代最高裁判所長官・三淵忠彦氏著の名著復刻版


三淵忠彦著

◆今、清水店長大絶賛!
初代最高裁判所長官・三淵忠彦が昭和25年に出版した随筆集
『世間と人間』を完全復刻した復刻版です。

初代最高裁判所長官・三淵忠彦は定年を前にした昭和25(1950)年2月、
随筆集の『世間と人間』(朝日新聞社刊)を書き上げた。
長官の肩書きから思い浮かぶ堅いイメージとは裏腹に、これがなかなか面白い。
食べ物、動物、自然、裁判など内容も多岐に及ぶ。
福島県・会津にルーツを持ち、戊辰戦争から敗者としての辛苦を味わい、
第二次世界大戦敗戦後に民主裁判の礎を築いた忠彦が、人としてどうあるべきか、
何を大切にするべきかをつづったエッセーは、むしろ現代にこそ、そして
これからも読み継がれてほしい内容である。
あらためて、忠彦の生き方に触れ、当時の様子を垣間見たり、何かを感じたり
することには意味があるのではないか。
そのように考え、この随筆集を復刻することにした。
日本国憲法施行から76年、憲法記念日に。
(『世間と人間 [復刻版]』「はじめに」より)

<目次より>

鰐を飼う/兎にだまされた鰐の話/身欠き鯡と故郷の味/
ぞうに・かずのこ・そばがきなど/勝負事/飼犬の事/能私語/
花/荘内中学の想い出/佐藤元萇と白楽天/規律を守る心/
コールド・レーキ師とそのお母さん/藤沢典獄を憶う/鏡 /
「日の丸の旗」のよろこび/鹿を犬にした話/偉大な職業、高貴な職務/
思齊寮の思齊と云う名について/刑殺日施/強盗の母の歎き/
富谷ソウ太郎さんの言葉/和/世間と人間/川路彌吉の名言/
新しき教育家に贈る/春陽の温、時雨の潤/改革を阻止するもの/
ろくを裁く/正直エーブ/昔の裁判と今の裁判/高山樗牛の言葉/
官反内貨来/庭を掃く/一人の生命/道義/読書雑談/夏と読書/
『刑事訴訟法通論』序/池田 潔『自由と規律』/穂積重遠『私たちの民法』/
『黄金の花』序/長谷川如是閑著作集へ寄せる言葉/談片 一/談片 二/
談片 三/挨拶/開廷の辞/裁判所職員諸君へ/日本ハーバード・クラブ
に於けるスピーチ/新庁舎の落成にあたって/愛知大学に寄せる挨拶/後記

【三淵忠彦という人】 本橋由紀

【付録】
衣、食、住のこと  三淵忠彦 寄稿『美しい暮しの手帖』/
三淵忠彦をしのぶ(「法曹」129号)/萱野家のこと 本橋由紀/
残された手紙から 若林高子/小田原・板橋と三淵忠彦邸 椎原晶子/
小田原・板橋 三淵邸平面図/三淵忠彦 年譜/参考文献
【あとがき】 本橋由紀
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