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<清水店長おすすめ>養老流ものの見方、考え方!
ものがわかるということ
1,760円(税160円)
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ものがわかるということ
1,760円(税160円)
<清水店長おすすめ>養老流ものの見方、考え方!

養老 孟司著

◆考えても答えは出ません。
それでも考え続けます。

自分を自由にしてくれる
養老流ものの見方、考え方。
養老先生がこれまで考え、記してきたことの集大成的な一冊。

「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、
「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。
(本文より)

学ぶことは「わかる」の基礎になる
考えることが自分を育てる

ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについて
ずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
養老先生が自然や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、
脳と心の関係、意識の捉え方について解説した一冊。

八十歳の半ばを超えるまで、私は自然と呼ばれる世界を理解したかった。
若いときから、そのままでいるだけですね。
トガリネズミもゾウムシも容易に「わかる」相手ではないと思います。
本当にわかるとすれば、共鳴しかないでしょうね。
今でもそう思います。(「あとがき」より)

(本書より)
・代数がわからない
・情報や記号で埋め尽くされた社会
・「比例」がわかるということ
・脳から考える「わかる」ということ
・体験して「わかる」こと、頭の中だけで「わかる」こと
・心は共通性を持っている
・通じないという前提から始める
・世間とどう折り合いをつけるのか
・感覚的に捉えるのが苦手な現代人
・人疲れしたときは「対物の世界」に
・「生物多様性」の言葉に感じる矛盾
・人間が機械に似てくる脳化社会
・都市化が進み、頭中心の社会になった
・自然の存在を認めることから
・「わかる」の根本にあるもの
・子どもの身体性を育てる

【目次】
まえがき
第一章 ものがわかるということ
第二章 「自分がわかる」のウソ
第三章 世間や他人とどうつき合うか
第四章 常識やデータを疑ってみる
第五章 自然の中で育つ、自然と共鳴する
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