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西田幾多郎の名著『善の研究』の入門講座や 読書会の内容を講義した講義録の第一弾!
善とは何か 西田幾多郎『善の研究』講義
2,970円(税270円)
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善とは何か 西田幾多郎『善の研究』講義
2,970円(税270円)
西田幾多郎の名著『善の研究』の入門講座や
読書会の内容を講義した講義録の第一弾!
難解だといわれる“日本最初の哲学書”を初学者でも読める平易な現代口語訳に!
『善の研究』第三編「善」の徹底解読書。


大熊玄著

◆タテ糸の本物名著本として有名な、西田幾多郎著『善の研究』。
実際に読まれた方はよくご存知の挫折してしまう程の難解さがあり、
挑戦したくても、なかなか読めないのが現実でした。

そんな、名著『善の研究』を解説した良い本はないかと探していたところ、
2年前に出版社の方からご紹介いただいたのが、こちらの『善とは何か』。

以前、すごい人気で現在は絶版の、鈴木大拙の思想を中学生向けに書いた
入門書『鈴木大拙の言葉』の著者、大熊玄氏が10年以上に渡り開催してきた、
『善の研究』の入門講座や読書会の内容を、できるだけ、その雰囲気を残しながら
講義した講義録の第一弾!

長年講義をしてきた大熊玄氏が、一番親しみやすく入門としておすすめの
『善の研究』の第三編「善」に特化して解説しています。

しかも、読者対象が、
なんとなく哲学に興味がある人、自分の生き方を根本から考えたい人、
西田幾多郎に関心のある人、また、『善の研究』を読んでみたけど挫折した人
なので、哲学の予備知識も必要なく、初めて哲学書を読むという人も問題なく
読めるところも注目の1つ。

タテ糸の読書を実践中の皆さんも、『善の研究』や哲学にご興味がある方も、
入門として最適なこちらの『善とは何か』を第一歩に是非!

『善の研究』を読むということは、まさに日本語で「哲学する」ことが始まった
プロセスを追体験できるという点で重要です。もし、あなたが、日本語で考え、
話す人であれば、なおさら重要です。
『善の研究』が世に出てからもう百年以上が経っていますが、それでも「哲学」
への入門書として選ばれるのは、そんな理由があると思います。」
(「講義を始めるにあたって」より)

<目次より>
はじめに
講義を始めるにあたって
第一章 人間の行為を、心理学的に、意識現象(とくに意志)として考えてみる 〔行為 上〕
第二章 人間の行為(≒意志)は、科学的だけでなく、哲学的にも考えるべきだ 〔行為 下〕
第三章 意志の自由とは、選択できることではなく、自己の内から必然的に出てくること
〔意志の自由〕
第四章 実在は、理論的にだけでなく、価値的に考えてこそ、真に理解できる 〔価値的研究〕
第五章 直覚説 -「善は、そのまま明らかにパッとわかるものだ」 〔倫理学の諸説 その一〕
第六章 権威説 -「善は、とにかくエライものに従っていることだ」 〔倫理学の諸説 その二〕
第七章 合理説(主知説) -「善は、知的に理屈で判断できるものだ 〔倫理学の諸説 その三〕
第八章 快楽説(功利主義) -「善は、幸福度や快楽量で測れるものだ」
〔倫理学の諸説 その四〕
第九章 活動説(主意説) -「善は、自己(意志)が現実化・完成することだ」〔善(活動説)〕
第十章 統一する力としての「人格」や「理想」という視点から、善を考える 〔人格的善〕
第十一章 善い行為は、いかなる動機でされるのか(その内的な仕組み) 
〔善行為の動機(善の形式)〕
第十二章 善い行為で、いかなる結果を求めるのか(その具体的な中身)
〔善行為の目的(善の内容)〕
第十三章 どんな境遇や能力の人であっても、完全な善行はできる 〔完全なる善行〕
おわりに
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