新版 真美識の発見
3,850円(税350円)
転換期を迎えた現代社会に向けて語る新しい美意識の世界
井坂健一郎著
12月20日頃入荷予定。
現在、ご予約受付中。
◆『いのちの仕組み』や『言霊学事始』などの本を以前ご紹介させて
いただき、いつもお世話になっている「和の叡知」をテーマとした
出版社 和器出版さんの最新刊!
長らく電子書籍〝のみ〟でしか読めなかった『真美識の発見』が、
この度新版の紙の本として発売が決定しました。
元々の電子書籍版の紹介文の中に、
「〝究極の逆説的実用書〟
転換期を迎えた現代社会に向けて語る、新しい美意識の世界」
と書かれていて、ずっと気になっていた本で、スタッフ小川より、
「紙の本になりませんか?」と何度もリクエストさせていただいた
ところ、2022年12月に念願叶って書籍版の発売になります。
役得で、発売前の書籍版を読ませていただいたところ、予想通り、いや
予想以上に面白く、これからの時代に大切な、まさに〝和の叡智〟が
散りばめられている名著で、3,850円と少し高級な本ですが、多数の
写真を含め、新しい美意識の世界を、文字で、写真で〝感じる〟本に
なっていますので、是非皆さまにもお読みいただきたい1冊です。
「アートはビジネスに役に立つ。ビジネスマンこそアートを学ぶべき―
最近、巷でこんな言葉をよく耳にするようになりました。アメリカでは
とくにアートとビジネスの関係が注目されているようです。観点はさまざま
あるようですが、要点を一言で言うなら、「ビジネスには、その人ならではの
発想や創造力が必要だ。そうした創造力を引き出すためにアート(美術)
はとてもよい教材であり、実践的な学びの場になる」ということではないか
と思います。」
「本書は、私たちの誰もが持っている「美を感じ、美しいを形にする力」の
可能性を、私の作品や共同で行ったプロジェクトを題材に、より多くの方に
感じていただけたらと考え、発案したものです。
本書は二つのパートから構成されています。Part1は、アートという表現を
追求する作家として私が手がけてきた多様な「美の形」を集めたもの、感じた
美の感覚を形にするという行為は、つくり手の世界観によってさまざまに変化
するものですが、私は十代の頃から「虚」と「実」の間(あわい)に現われる
美の景色に惹かれ続けてきました。この「虚」と「実」の間に注目した私なりの
世界の見方が、絵画、インスタレーション、写真、建築、ランドアートなどに、
どのように展開されているかをご覧いただけたらと思います。
「在る」と「現れる」の間へと題したPart2では、「美しい」という美の感覚を
みなさんが日常の中で活かしていただけるよう、様々な視点を紹介しています。」
「「美しい」という感覚は自分の外にあるものではなく、自分の内なる声です。
その意味で、自分以外の人がつくった美の作品とは、自分の内なる「美しい」という
感覚を知り、磨くための材料である、ともいえます。本書の題名は、特別寄稿を
いただいた七澤賢治先生より、「そのことをアートのように、これまでにない言葉で
表わしてはどうですか」とご提案をいただいたものです。きっとみなさまの琴線に
触れる響きがあるのではないかと思います。ぜひみなさん一人ひとりの感じ方を
大切に、本書を1つの素材として、自由に思い思いに楽しんでいただけたら幸いです。」
プロローグ 「美しい」は貴方の内なる声より
「日常の中で瞬間瞬間に感じる美の感覚を、私たちはふだん「心地よい瞬間」
として記憶し、その記憶を日々、瞬間瞬間、確かめながら生活しているのでは
ないでしょうか/海でも山でも街でも、人は心地よさを感じる瞬間を体験し、
それを記憶しています。心地よさという感覚が美の感覚と繋がっているとしたら、
私たちは意識しなくても美の感覚をいつも感じとろうとしている、ともいえます」
「本屋に行って本の積まれ方を見るということでもいいですし、いい映画を見る
でもいいでしょう。そういう時々に、私たちの美意識が自然に開かれていれば、
自分にとっての「心地よい瞬間」が現れたとき、そこに注意が止まる。
その止まった瞬間がその人にとってアートが現れた瞬間です」
Part2 「在る」と「現れる」の間へより
<目次より>
特別寄稿 「三人称の美のルネサンス」を迎える時代に
一般社団法人 白川学館 代表理事 七澤賢治
プロローグ 「美しい」は貴方の内なる声
Part 1◉虚実の間へ──美の現れを求めて
works of imagination 1 祝殿
works of imagination 2 ロゴストンセンター
public art ふとまにの里
works of imagination 3 various arts at the exhibition
ANOTHER FACE
ANOTHER WORLD
カタルシス│ 浄化
たまゆら
暗示
間│Awai
虚実幽顕
空 Koo
風がたずねてくる
凛
うたかた
Part 2◉「在る」と「現れる」の間へ
美意識の普遍と個性をめぐって
美意識の個性
自然と美意識
時代と美意識
美術の才能とは
作品のリアリティとは
美の術と「体験」
リアルとリアリティ
日常にある美の感覚・アートの表現
エピローグ
「新しい日常」を創造的に生きるために。
デジタルネットワークが可能にする、
その先の美術教育へ
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井坂健一郎著
12月20日頃入荷予定。
現在、ご予約受付中。
◆『いのちの仕組み』や『言霊学事始』などの本を以前ご紹介させて
いただき、いつもお世話になっている「和の叡知」をテーマとした
出版社 和器出版さんの最新刊!
長らく電子書籍〝のみ〟でしか読めなかった『真美識の発見』が、
この度新版の紙の本として発売が決定しました。
元々の電子書籍版の紹介文の中に、
「〝究極の逆説的実用書〟
転換期を迎えた現代社会に向けて語る、新しい美意識の世界」
と書かれていて、ずっと気になっていた本で、スタッフ小川より、
「紙の本になりませんか?」と何度もリクエストさせていただいた
ところ、2022年12月に念願叶って書籍版の発売になります。
役得で、発売前の書籍版を読ませていただいたところ、予想通り、いや
予想以上に面白く、これからの時代に大切な、まさに〝和の叡智〟が
散りばめられている名著で、3,850円と少し高級な本ですが、多数の
写真を含め、新しい美意識の世界を、文字で、写真で〝感じる〟本に
なっていますので、是非皆さまにもお読みいただきたい1冊です。
「アートはビジネスに役に立つ。ビジネスマンこそアートを学ぶべき―
最近、巷でこんな言葉をよく耳にするようになりました。アメリカでは
とくにアートとビジネスの関係が注目されているようです。観点はさまざま
あるようですが、要点を一言で言うなら、「ビジネスには、その人ならではの
発想や創造力が必要だ。そうした創造力を引き出すためにアート(美術)
はとてもよい教材であり、実践的な学びの場になる」ということではないか
と思います。」
「本書は、私たちの誰もが持っている「美を感じ、美しいを形にする力」の
可能性を、私の作品や共同で行ったプロジェクトを題材に、より多くの方に
感じていただけたらと考え、発案したものです。
本書は二つのパートから構成されています。Part1は、アートという表現を
追求する作家として私が手がけてきた多様な「美の形」を集めたもの、感じた
美の感覚を形にするという行為は、つくり手の世界観によってさまざまに変化
するものですが、私は十代の頃から「虚」と「実」の間(あわい)に現われる
美の景色に惹かれ続けてきました。この「虚」と「実」の間に注目した私なりの
世界の見方が、絵画、インスタレーション、写真、建築、ランドアートなどに、
どのように展開されているかをご覧いただけたらと思います。
「在る」と「現れる」の間へと題したPart2では、「美しい」という美の感覚を
みなさんが日常の中で活かしていただけるよう、様々な視点を紹介しています。」
「「美しい」という感覚は自分の外にあるものではなく、自分の内なる声です。
その意味で、自分以外の人がつくった美の作品とは、自分の内なる「美しい」という
感覚を知り、磨くための材料である、ともいえます。本書の題名は、特別寄稿を
いただいた七澤賢治先生より、「そのことをアートのように、これまでにない言葉で
表わしてはどうですか」とご提案をいただいたものです。きっとみなさまの琴線に
触れる響きがあるのではないかと思います。ぜひみなさん一人ひとりの感じ方を
大切に、本書を1つの素材として、自由に思い思いに楽しんでいただけたら幸いです。」
プロローグ 「美しい」は貴方の内なる声より
「日常の中で瞬間瞬間に感じる美の感覚を、私たちはふだん「心地よい瞬間」
として記憶し、その記憶を日々、瞬間瞬間、確かめながら生活しているのでは
ないでしょうか/海でも山でも街でも、人は心地よさを感じる瞬間を体験し、
それを記憶しています。心地よさという感覚が美の感覚と繋がっているとしたら、
私たちは意識しなくても美の感覚をいつも感じとろうとしている、ともいえます」
「本屋に行って本の積まれ方を見るということでもいいですし、いい映画を見る
でもいいでしょう。そういう時々に、私たちの美意識が自然に開かれていれば、
自分にとっての「心地よい瞬間」が現れたとき、そこに注意が止まる。
その止まった瞬間がその人にとってアートが現れた瞬間です」
Part2 「在る」と「現れる」の間へより
<目次より>
特別寄稿 「三人称の美のルネサンス」を迎える時代に
一般社団法人 白川学館 代表理事 七澤賢治
プロローグ 「美しい」は貴方の内なる声
Part 1◉虚実の間へ──美の現れを求めて
works of imagination 1 祝殿
works of imagination 2 ロゴストンセンター
public art ふとまにの里
works of imagination 3 various arts at the exhibition
ANOTHER FACE
ANOTHER WORLD
カタルシス│ 浄化
たまゆら
暗示
間│Awai
虚実幽顕
空 Koo
風がたずねてくる
凛
うたかた
Part 2◉「在る」と「現れる」の間へ
美意識の普遍と個性をめぐって
美意識の個性
自然と美意識
時代と美意識
美術の才能とは
作品のリアリティとは
美の術と「体験」
リアルとリアリティ
日常にある美の感覚・アートの表現
エピローグ
「新しい日常」を創造的に生きるために。
デジタルネットワークが可能にする、
その先の美術教育へ