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感じて知ることで、豊かな世界が広がっていく。4歳のときに 「光とさよなら」した著者が贈る、感じて育つことの大切さを伝える珠玉のエッセイ。
センス・オブ・何だあ?
1,100円(税100円)
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センス・オブ・何だあ?
1,100円(税100円)
感じて知ることで、豊かな世界が広がっていく。4歳のときに
「光とさよなら」した著者が贈る、感じて育つことの大切さを伝える珠玉のエッセイ。


三宮 麻由子著

◆季節の変化は匂いでわかるし、料理のできあがる過程は音の変化で楽しめる。
地下足袋で歩くと普通の靴とは段違いに足の裏に地面の様子が伝わってくる。感性の描写が得意
な著者・三宮さんの文には身の回りの様々な情報を全身で感じ取るヒントがちりばめられていて、
感じることの楽しさが伝わってきます。
本書を読むと、ひごろ気にもとめずにやり過ごしていた触感や音、香りなどを、
新たな気持ちでていねいに受け止めたくなり、それを楽しむことが伝わってくるでしょう。
家の中でも外に出ていても、読み終わったらぜひ、
様々なものを実際に全身で感じてみてください。
本書のタイトルには『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著)へのオマージュが
込められています。
レイチェルは甥を連れて、嵐の日も、おだやかな日も、夜も昼も出かけたそうです。
それは「何かを教えるためではなく、いっしょに楽しむため」だったと記しています。

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない……

これは『センス・オブ・ワンダー』の一節ですが、深く感じる体験があれば知識は後から
ついてきます。知育偏重といわれるこの時代だからこそ、
本書をきっかけに、お子さんと一緒に(大人の方も)感じることを楽しんでいただけると
うれしいです。

<目次より>
足の裏のアンテナ/「雨を聞く」時間/匂いが教えてくれるもの/
豊かな音の聞き方1 細かく聞けばキッチン・シンフォニー/豊かな音の聞き方2 
「大きな耳」で景色を聞く/静かな時間を楽しむ/本物に触る「姿」から「背景」へ/
すてきな「初めて」を/「集中の種類」を意識してみよう/「錯視」ならぬ「錯感覚」/
「失敗」も「間違い」もしっかり感じる/「かじる」の勧め あとがきに代えて
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