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哲学者鷲田清一が若者に贈った、不定の時代を照らす教養の言葉。
岐路の前にいる君たちに 〜鷲田清一 式辞集〜
1,760円(税160円)
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岐路の前にいる君たちに 〜鷲田清一 式辞集〜
1,760円(税160円)
哲学者鷲田清一が若者に贈った、不定の時代を照らす教養の言葉。

鷲田清一著

◆朝日新聞『折々のことば』でおなじみの哲学者・鷲田清一氏が、大阪大学・京都市立芸術大学
の入学・卒業式で、新しい世界に旅立つ現代の若者たちへ贈った言葉、8年間分を収録。

「式辞にどんな言葉を送ったらいいかは年中考えていますね」(「コトカレ」インタビューより)

新入生や新社会人など、不安と希望の入り混じった若い人たちの人生の門出に投げかけられた
言葉はそのまま、私たち現代人が直面する仕事や人生の悩みに寄り添い、背中を押してくれる
人生の哲学となって心に響きます。

・自分が何を知っていて何を知らないか、自分に何ができて何ができないか、
それを見通せていることが「教養」というものにほかなりません
2008年度 大阪大学卒業式

・もしリーダーに推されたとき、いつでも「一差し舞える」よう、
日頃からきちんと用意をしておけ
2011年度 大阪大学卒業式・学位記授与式

・同じ枠のなかでのゲームや競争に埋没していては、
ほんとうの科学革命につながるようなすばらしい研究は生まれない
2009 年度 大阪大学入学式

・人をまとめ、平均化し、同じ方向を向かせようとする動きに、
最後まで抵抗するのが、芸術だ
2015 年度 京都市立芸術大学卒業式

・問いはみなさんの内側にあるだけでなく、
掘り下げていけば社会のさまざまな困難にも接続していきます
2017年度 京都市立芸術大学入学式

・困ったら、教えてもらう、手伝ってもらうということが、
あたりまえのようにできる空気こそ、社会にもっとも必要なものでもある
2016 年度 京都市立芸術大学入学式

<目次より>

第1章 卒業式の言葉
(問題の根を発見し、解決する力/枠の外の価値を見つけられる眼/他者の小さな声を聴き、
応じることができるリベラリティ/社会の根底的な変化を感知するセンス/重要なのは優れた
フォロワーシップ/芸術の根底にある民主主義の精神/全容を把握できないまま拡大し続ける
社会/「わたし」の表現は「時代」の表現/感動や違和感を一つの確かな表現へと転換する)
第2章 入学式の言葉
(わからないまま的確に問題に処するスキル/ほんとうの科学は思いやりのあるもの/
タフな知性に必要な「複眼」/他者を他者のほうから理解しようとする想像力/
社会の現場に想像力を届ける/アートは人びとをつなぐ生存の技法/「
つくる」技を回復させる/体は世界を感知するセンサー)
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