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【逆のものさし講選定本】日本人の生き方を考える本物名著12冊のブックガイド
読んでおきたい日本の「宗教書」
1,210円(税110円)
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読んでおきたい日本の「宗教書」
1,210円(税110円)
【逆のものさし講選定本】日本人の生き方を考える本物名著12冊のブックガイド

小野 耕資著

【逆のものさし講選定本に決定!】

◆「信じる力を取り戻せ!」
生きづらい現代社会のなかで、“信じる力"が君に力を与えてくれる!
古事記や日本書紀から、親鸞、西郷隆盛、そして内村鑑三や三島由紀夫まで、
“信じる力"に対峙し続けた日本人たちが現代に語りかけてくる、珠玉のブック・ガイド。

以下の名著を、全て「宗教書」と捉えて解説しているところが、
この本のポイントです!

【目次】
第1章 『古事記』――神々が織りなす日本の原点
信仰豊かな国こそが日本だ/日本人の信仰感をわかりやすく示した『古事記』/
一神教と多神教のあいまいな境界線

第2章 『万葉集』…――自然をうたう日本人の感性
日本人の魂のふるさと、『万葉集』/いま日本精神を語る意義/神道と自然、社稷
――草莽の生き様

第3章 親鸞『歎異抄』――富者も貧者も、万民を救う仏
悪人だから往生できる/日本は鎌倉仏教の国かもしれないが仏教国ではない/
葬式仏教のすごさ

第4章 北畠親房『神皇正統記』――大日本は神の国なり
日本人の信仰の原点、神道/仁を重んじる儒教/朱子学が国体思想を強化させた

第5章 島崎藤村『夜明け前』――明治維新への期待と挫折
国家神道こそ神道の危機であった/神道的世界観を心から信じる青山半蔵/
半蔵が命をかけて信じた神道思想の論理

第6章 西郷隆盛『大西郷遺訓』――日本の真の文明とは何か
天を相手にした人、西郷隆盛/近代的利害関係の克服/感情、感性とアナーキー

第7章 内村鑑三『代表的日本人』――JapanとJesus、「2つのJ」
武士道とキリスト教の人、内村鑑三/迫害者の信仰を重視/国の誇りを説いた内村鑑三

第8章 新渡戸稲造『武士道』――日本人に信仰を取り戻させたサムライの魂
日本人に宗教心を持たせるための武士道/武士道の歴史/文明への対抗倫理としての武士道

第9章 岡倉天心『茶の本』――アジアよ、文化を取り戻せ!
草花の匂いのするアジアへ/近代文明を批判したガンジー/
自己の居場所をもたらすのがアジア文化だ

第10章 鈴木大拙『日本的霊性』――霊性という宗教的情操があなたを救う
霊性に基づく共同体の再評価を/信仰と産業/近代文明という伝統破壊

第11章 三島由紀夫『英霊の聲』――国のために死ぬとは
われわれはなぜ日本人なのか/
三島由紀夫が問うた日本人の魂/国民共同体を支える草莽の精神

第12章 山本七平『「空気」の研究』――真摯に自己を見つめる
日本人を支配する「空気」/アウトサイダーとして日本を論じる/共同体が必要だ
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