東京都江戸川区の篠崎にある熱い篤い本屋です!
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スタッフ小川おすすめ!イタリア、トスカーナの山深い村から、本を担いで旅に出た人たちがいた。 ダンテ、活版印刷、禁断の書、ヘミングウェイ。本と本屋の原点がそこにある。
モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
1,980円(税180円)
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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
1,980円(税180円)
スタッフ小川おすすめ!
イタリア、トスカーナの山深い村から、本を担いで旅に出た人たちがいた。
ダンテ、活版印刷、禁断の書、ヘミングウェイ。本と本屋の原点がそこにある。


内田洋子著

「現在のインターネットに匹敵するような情報網を担ったのが、
モンテレッジォの本の行商人でした」 読売新聞

「この村の物語は、本の来し方、行く末とも重なる」 中日・東京新聞

「しかし読後に感じるのは、過ぎた時代への憧憬ではなく、
『本』はこれからも人を照らし続けるという希望ではないか」 毎日新聞

「知らなかったことを知ろうとする時、本はいつだって新鮮な酸素であり続ける」
日経ビジネス

◆人々にとって、本が遠い存在だった時代
トスカーナの山深き村に、
イタリア中に本を届ける人々がいた
イタリアの権威ある書店賞〈露店商賞(Premio Bancarella)〉
発祥の地がなぜ、トスカーナの山奥にあるのか?
その謎を追って、15世紀グーテンベルクの時代から、ルネッサンス、そして現代へ。
創成期の本を運び、広めた、名もなき人々の歴史が、今、明らかになる。
舞台となった、山深きモンテレッジォ村に居を構え取材した、
著者渾身の歴史ノン・フィクション!

「はじめに」より
人知れぬ山奥に、本を愛し、本を届けることに命を懸けた人たちがいた。
小さな村の本屋の足取りを追うことは、人々の好奇心の行方を見ることだった。
これまで書き残されることのなかった、普通の人々の小さな歴史の積み重なりである。
わずかに生存している子孫たちを追いかけて、消えゆく話を聞き歩いた。
何かに憑かれたように、一生懸命に書いた。

目次
それはヴェネツィアの古書店から始まった
海の神、山の神
ここはいったいどこなのだ
石の声
貧しさのおかげ
行け、我が想いへ
中世は輝いていたのか!
ゆっくり急げ
夏のない年
ナポレオンと密売人
新世界に旧世界を伝えて
ヴェネツィアの行商人たち
五人組が時代を開く
町と本と露天商賞と
ページに挟まれた物語
窓の向こうに
あとがきに代えて 本が生まれた村
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