まなざしの革命
1,980円(税180円)
まさに逆のものさし!【世界の見方は変えられる】
ハナムラチカヒロ著
◆情報が溢れる現代社会に気鋭のランドスケープアーティスト(風景異化論)
が贈る、この時代に「溺れない」ための選択と思考法。
常識・感染・平和・情報・広告・貨幣・管理・交流・解放――9つのキーワード
から現代社会を読み解き、自分の「まなざし」の「盲点」(=思い込み)を知る。
◉山極壽一氏(人類学者)推薦文
「過剰な情報が飛び交い、民主主義の非常事態に直面する 私たちに、
時代の真実を見抜き、この閉塞感から解放される まなざしを与えてくれる。」
◉「はじめに」より
私はこれまで「モノの見方」とその「デザインの方法」を研究してきた。
通常、デザインと言うと、何かの対象物を設計することを指している。だが、私の研究
してきた「風景のデザイン」は、眺められる対象物や環境だけではなく、眺める側にいる
「自分の見方」も設計の対象にしている。
同じ場所や同じ出来事であっても、私たちの見方が変われば、大きく意味や価値が変わる。
だから新しい見方を設計すれば風景は新しくなると考え、「まなざしのデザイン」という
概念のもと、これまで実践的な研究を進めてきた。(中略)/
本書では、各章で社会の広い範囲にわたるトピックを取り上げ、それぞれで当たり前に
なっている私たちの盲点の見取図を描いた。それによって私たちの見方が何かに囚われている
可能性について一緒に考えるプロセスを辿りたい。特に、「なぜ私たちが囚われるのか」に
ついて確認することを通して、どうすればそこから解放されるのかも一緒に考えられればと思う。
/そして同時に、この2020年から続くパンデミックとは一体どういうものであり、そこで何が
起こっているのか、そしてそれらをどのように考えればいいのかということも、全体を通して
考察している。(中略)この状況の全体像を理解したい人や、社会の異様さに一度立ち止まって
冷静に考えたい人、自分が何かを選択する上で間違えないようにするためのヒントを得たい人
には、この本が示す考察が有益なものになると思っている。
【目次より】
◉はじめに
◉第一章 常識――正体不明の必需品
誰もが同じ方向を向いたとき/風景異化論から捉えたパンデミック/固定化するまなざし/
常識の正体/常識のつくられ方/多数決の罠/非常識と罪/民主主義の非常事態
◉第二章 感染――誰がパンデミックをつくったのか
パンデミック宣言を巡る疑問/新型コロナウイルスの特殊性/COVID-19は危険なのか/
数字の信頼性/誰が得するのか/もしパンデミックを計画するなら/混乱から分断へ/
そして焦点はワクチンへ/接種を巡る4つのスタンス/本当の感染とは
◉第三章 平和――壮大な騙し合いの時期
ハイブリッド戦争の時代/平時の騙し合い/誰もが平和を望むのに/敵と味方という図式/
戦争は巨大なビジネス/陰謀論は受け入れられない/真実を反転させる呪文/国家と国家の争い/
兵器は皮膚の下へ/平和の順番
◉第四章 情報――ファクトかフェイクか
二人のドナルド・トランプ/フェイクニュースはどちらか/メディアの見取図/
SNSは自由に発信できる場か/あらゆる情報はすでに演出されている/
ディープフェイクを見破れるのか/情報は情報である
◉第五章 広告――偶然は計画される
選択の落とし穴/偶然の仕掛け/見たいものだけが見える窓/
本当にそれが欲しかったのか/欲望を創造する技術/進化するマーケティング/
広告・広報・宣伝/マーケティングと戦争
◉第六章 貨幣――すべてを数字に変える魔法
人生の価格/そしてお金が中心になった/通貨は誰が発行するのか/数字しか持っていない/
お金が増える魔法の仕組み/借金するほど増えるお金/利子という悪魔/
貨幣の拡大と想像力の消費/問題は数字ではない
◉第七章 管理――次の社会に向けた選択
「怒り」と「欲」による管理/再び、パンデミックを計画するなら/
「無知」のデジタル社会主義 対抗するまなざし/寄り添うことを見つめると/
「より良く」か「バランス」か/「コントロール」か「協力」か
◉第八章 交流――インターローカリズムの時代へ
流れる方向が変わる/外への拡がりが止まる/内に引き込まれる世界/足元に戻ってくる/
国家主義の高まり/大都市集中から地域分散へ/「ない」ことが強みになる/
インターローカリズムへ
◉第九章 解放――「利」と「理」と「離」
選ぶことに疲れ果てた私たち/リセットされる国民国家/何から解放されるのか/
私たちの見方に原因がある/三つの「り」のまなざし/誰もがこの社会から離れるとき
◉おわりに
◉参考文献
◉注釈/エピグラフ注釈
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ハナムラチカヒロ著
◆情報が溢れる現代社会に気鋭のランドスケープアーティスト(風景異化論)
が贈る、この時代に「溺れない」ための選択と思考法。
常識・感染・平和・情報・広告・貨幣・管理・交流・解放――9つのキーワード
から現代社会を読み解き、自分の「まなざし」の「盲点」(=思い込み)を知る。
◉山極壽一氏(人類学者)推薦文
「過剰な情報が飛び交い、民主主義の非常事態に直面する 私たちに、
時代の真実を見抜き、この閉塞感から解放される まなざしを与えてくれる。」
◉「はじめに」より
私はこれまで「モノの見方」とその「デザインの方法」を研究してきた。
通常、デザインと言うと、何かの対象物を設計することを指している。だが、私の研究
してきた「風景のデザイン」は、眺められる対象物や環境だけではなく、眺める側にいる
「自分の見方」も設計の対象にしている。
同じ場所や同じ出来事であっても、私たちの見方が変われば、大きく意味や価値が変わる。
だから新しい見方を設計すれば風景は新しくなると考え、「まなざしのデザイン」という
概念のもと、これまで実践的な研究を進めてきた。(中略)/
本書では、各章で社会の広い範囲にわたるトピックを取り上げ、それぞれで当たり前に
なっている私たちの盲点の見取図を描いた。それによって私たちの見方が何かに囚われている
可能性について一緒に考えるプロセスを辿りたい。特に、「なぜ私たちが囚われるのか」に
ついて確認することを通して、どうすればそこから解放されるのかも一緒に考えられればと思う。
/そして同時に、この2020年から続くパンデミックとは一体どういうものであり、そこで何が
起こっているのか、そしてそれらをどのように考えればいいのかということも、全体を通して
考察している。(中略)この状況の全体像を理解したい人や、社会の異様さに一度立ち止まって
冷静に考えたい人、自分が何かを選択する上で間違えないようにするためのヒントを得たい人
には、この本が示す考察が有益なものになると思っている。
【目次より】
◉はじめに
◉第一章 常識――正体不明の必需品
誰もが同じ方向を向いたとき/風景異化論から捉えたパンデミック/固定化するまなざし/
常識の正体/常識のつくられ方/多数決の罠/非常識と罪/民主主義の非常事態
◉第二章 感染――誰がパンデミックをつくったのか
パンデミック宣言を巡る疑問/新型コロナウイルスの特殊性/COVID-19は危険なのか/
数字の信頼性/誰が得するのか/もしパンデミックを計画するなら/混乱から分断へ/
そして焦点はワクチンへ/接種を巡る4つのスタンス/本当の感染とは
◉第三章 平和――壮大な騙し合いの時期
ハイブリッド戦争の時代/平時の騙し合い/誰もが平和を望むのに/敵と味方という図式/
戦争は巨大なビジネス/陰謀論は受け入れられない/真実を反転させる呪文/国家と国家の争い/
兵器は皮膚の下へ/平和の順番
◉第四章 情報――ファクトかフェイクか
二人のドナルド・トランプ/フェイクニュースはどちらか/メディアの見取図/
SNSは自由に発信できる場か/あらゆる情報はすでに演出されている/
ディープフェイクを見破れるのか/情報は情報である
◉第五章 広告――偶然は計画される
選択の落とし穴/偶然の仕掛け/見たいものだけが見える窓/
本当にそれが欲しかったのか/欲望を創造する技術/進化するマーケティング/
広告・広報・宣伝/マーケティングと戦争
◉第六章 貨幣――すべてを数字に変える魔法
人生の価格/そしてお金が中心になった/通貨は誰が発行するのか/数字しか持っていない/
お金が増える魔法の仕組み/借金するほど増えるお金/利子という悪魔/
貨幣の拡大と想像力の消費/問題は数字ではない
◉第七章 管理――次の社会に向けた選択
「怒り」と「欲」による管理/再び、パンデミックを計画するなら/
「無知」のデジタル社会主義 対抗するまなざし/寄り添うことを見つめると/
「より良く」か「バランス」か/「コントロール」か「協力」か
◉第八章 交流――インターローカリズムの時代へ
流れる方向が変わる/外への拡がりが止まる/内に引き込まれる世界/足元に戻ってくる/
国家主義の高まり/大都市集中から地域分散へ/「ない」ことが強みになる/
インターローカリズムへ
◉第九章 解放――「利」と「理」と「離」
選ぶことに疲れ果てた私たち/リセットされる国民国家/何から解放されるのか/
私たちの見方に原因がある/三つの「り」のまなざし/誰もがこの社会から離れるとき
◉おわりに
◉参考文献
◉注釈/エピグラフ注釈