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良い夢を正夢にしたければ人に話してはいけない。なぜなら・・・
はつゆめはひみつ(行事むかしむかし・一月)
1,175円(税107円)
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はつゆめはひみつ(行事むかしむかし・一月)
1,175円(税107円)
昔あるところに、大金持ちの家がありました。
正月三日の朝 お手伝いさんたちが、お雑煮を食べていると
旦那さんがやって来て言いました。
「昨日の晩 みんなはどんな初夢を見たかな。
いい夢なら買ってやろう。話してごらん」と…
ひとりずつ話しますが、九助だけは頑として話しません。
怒った旦那さんに追い出された九助は、
海辺の村にある家に帰ります。
ところが今度はお父さんを怒らせてしまい、
舟で海に流された九助でしたが…

初夢は元日の朝に見た夢の事だと思っている人が多いのですが、
実は二日の夜に見る夢の事だそうです。
そして初夢については、地方によっていろいろな言い伝えがあります。
この絵本は、いくつかの地方のお話しが含まれた昔話になっています。
また夢を人に話すのは「離す、放す」になるので、
良い夢を正夢にしたければ九助のように人には話さない方いいですね。
悪い夢はすぐに話(離・放)してしまいましょう!
新春にぴったりの絵本です。
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