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第17回「読書てらこや」選定本2冊はこちら!
第17回「読書てらこや」選定本2冊セット
4,290円(税390円)
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第17回「読書てらこや」選定本2冊セット
4,290円(税390円)
第17回読書てらこや選定本!

第17回目の「読書てらこや」
2022年1月15日(土) 9:00〜12:00 オンライン(zoom)にて開催
テーマ:「流れ」
※お申込先は、また分かり次第ご案内させていただきます。

センジュ出版 吉満明子さんセレクトの1冊
『水中の哲学者たち』

読書のすすめ小川セレクトの1冊
『生なる死』副題:よみがえる生命と文化の時空

の2冊セットです。

◆『水中の哲学者たち』

みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」
それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ!

「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、
ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話の
ファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学
エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。
そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ!

人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。
借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を
見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、
今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、
うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた
頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。(「まえがき」より)

【目次より】
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です

◆『生なる死』
副題:よみがえる生命と文化の時空

わたしたちは今、透明な箱のなかに生かされているのではないか。生きることは本来、
手触りと謎に満ち、ニュアンスに富んだものであるはずだ。
世界標準時に基づく統一時空に裂け目をいれ、タブレットの外に出て、多元的で、
驚きに溢れた生命と文化の時空を回復するために。

生命の多様性を語る表象=米と龍鱗、死とよみがえりの象徴=コロナウイルスと若水の習俗、
そして生のうちなる死=生なる死……
これらのメタファーをつなぎ合わせ、人知を超えるものの消息を伝える、多様な彩りをもった
絵柄を浮かび上がらせる。

<目次より>

はじまりのはじまり

第一章 存在と時空
第二章 生命と文化の時空
第三章 人影の人工知能
第四章 生きとし生ける米
第五章 見えざる矛盾、新型ウイルス
第六章 自然、生きものの豊饒──龍と龍鱗
第七章 時空、名前、人生は一か多か
第八章 若水と新年
第九章 生なる死
第十章 新たなる時空
結序章 人知を超えるものの生なる死
こころのレクイエム
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