信念の奇跡 机上版
10,780円(税980円)
前著『成功の実現』『盛大な人生』『心に成功の炎を』と肩を並べる
待望の天風成功哲学シリーズ最新刊!
〈机上版(きじょうばん)について〉
表紙は高級クロス貼り、製本には糸かがりの上製仕上げを施した書籍。
繰り返しお読みいただいても本の形が崩れにくい丈夫な造本です。
主に、自宅か会社でお読みいただく方におすすめです。
中村天風著
当店大人気!の中村天風の名著中の名著で、『成功の実現』『盛大な人生』
『心に成功の炎を』に続く、中村天風氏の本物名著シリーズ待望の最新刊が、
ついに発売されます。
天風師が一部の門人に語った「私の死生観」を初めて書籍化した講演録で、
100回読む価値あること間違いなし!是非、楽しみにお待ちください。
「本書は、座談の名手だった天風師がごく一部の門人に語った“私の死生観”を
初めて書籍化、さらに未発表のエピソードをまじえながら、自分の描く夢や希望
を実現し、生きがいある人生をつくりあげる〈信念の驚くべき力〉と
〈その力の活かし方〉を平易な言葉で、しかも面白く、熱く語りかける講演録。
先の見えないコロナ禍にあって、天風成功哲学をはじめて読む方も、往年の天風
ファンの方にも、ともに新しい気づきと勇気を与える書。」
「みなさん、ごきげんよう。天風であります。
きょうは人間一生の一大事、死生観についてわかりやすく説きたいと思います。
もちろんきょうのお話は、あなた方にそう思いなさいと強制するんじゃないんですよ。
私が現在まで毎日を本当に明るく朗らかに生きている、そのままをお伝えするんです。
お聞きになって、私はそう思えないという人は、あなた方自身で、あなた方の考え方を、
あなた方の生命に対してもってりゃいいんです。
ただ、そうかと思える人は、私同様、毎日一日を、本当になにも死を怖れないで
生きられる人間になれるだろうと確信します。
これだけ申し上げて、単刀直入に、きょうの大問題にふれていきますが、人間どんな
ことをしても逃れることができない死というものに対する考え方は、人間がこの世に
生まれた何万年も前から考えてきた問題だろうと思います。
仏教のほうでは、死は思うがままにならないものとして諦観を説いてますが、
そうでなくても、我々一人ひとりが死について、思い定めた考え方をもっていなきゃ
駄目なんです。
そうでないと、今は平穏無事で、とくに死にそうもないように考えているから安心
しちまっているけど、いつなんどき、どんなことが起きるかわからないのが人生だもん。
いつも言ってるように、変化変転きわまりなし、というのが人生であります。きょうは
なにごともなくても、明日もあさってもなにごともないかというと、そうは言えないんだ。
ちょうど秋の天気と同じで、こんなに立派な秋晴れがあるかと思うくらいに晴れてた
のが、数日後にはぐずついてるだろ?
人生も同じ。「ああ、きょうは幸いだな」と思っていても、ガラリとひっくり返ること
がずいぶんあるんだから。
だから、自分が安心して生きられる、しっかりとした人生観をもたなきゃいけない。
自分が本当に安心できる人生観をもたずに生きるのは、羅針盤のない船と同じことに
なっちまう。しっかりした人生観をもたない人は、海図をもたずに嵐に遭って漂流した
難破船以上に、人生がなんとも収拾のつかない羽目に陥るんであります。
けっして、脅かすわけでもなんでもない。
人間の生死というものは、誠にそれはもう、はかり知るべからざるものなんです。
油断も隙もないのが人生だってことを考えたとき、我々は始終、死生観を自分の頭の中
にはっきりもってなきゃ駄目なんだ。
そうじゃないと、いざっていうときに慌てくさっちゃって、命を落としたり、もっと
幸福に生きられるのに、自分を不幸にしちまうことがあるからね。
率直にまず言いたいことは、人間はよほどの諦めのできている人間以外は、誰でも死ぬ
ということを怖れます。あなた方も怖れないはずはないと思うけれど、どうだい?
なんで死を怖れるのかというと、これは人間の通有性(注、もともと備わっている共通
の性質)なんです。理屈なしに怖れているんだよ。言い換えると、生きてる以上は、
どうしても生に執着するという執着念があるからなんだ。
「辛いな」「生きたくないな」「生きづらいな」と思ってる人間でも、「それじゃあ、
殺してやろうか」と言ったら、「さあ、どうぞ」とは答えませんよ。
生きてるのが辛い人でも、死にたくはない。生に執着すればするほど、死への恐怖も
強いんです。」第1章冒頭より
<目次より>
「何ものをも怖れず」の篇
第1章 私の死生観
人間どんなことをしても逃れることができない死/
明日何が起きるかわからない人生を安心して生きるには/
生に執着すればするほど死を怖れる/
私(天風師)の家内が死ぬ2時間前のエピソード/
ヨガの聖者カリアッパ師との死についての問答/
あんなに死を怖れていた私が怖れなくなったのはなぜか/
生きていられることに感謝/死ぬことは死んだのちに考えよ
第2章 本当の生き方
病になって弱くなった心/
死に対する恐怖感のしこりを取りたくて海外へ/
死にに帰る最後の旅で偶然、ヨガの哲学者と出会う/
インドでの気づき/
乏しい食べ物しかないインドで体がぐんぐん回復していったのはなぜか?/
強かった心が弱くなった原因をついに発見
第3章 心の大掃除
心を確実に強く頼もしい状態にする方法/
潜在意識の中に入っている思考を組みたてる材料/
人間は暗示の世界に生きている/
他面暗示と自己暗示/
寝ながらできる暗示法/
夜と昼の心の使い分け/
一番いましむべきものは恐怖観念/
因果律の法則/
心が消極的になると、恐怖しなくてもいいことまで恐怖するようになる
第4章 何をするときでもベストを尽くせ
成功を望み、幸福に生きたいという念願を現実化するために大事なこと/
心に積極性が失われたら、成功できない/
心の態度が運命を良くもすれば悪くもする/
積極的精神をつくる5つの方法/怒らず怖れず悲しまず/
感情や感覚の衝動を防ぐ方法とは
「天命と宿命」の篇
第5章 本当の自分とは
北海道に行く青函連絡船のエピソード/
人生観の根本を成す重大なこと/
自分の本当の正体/
人間の心と体はいったいなんだろう/
肉体を自分だと考える人/
心を自分だと考える人/
一切の動力の根源とはなにか/
カリアッパ先生から「おまえとはなんだ?」と問われて/
人事不省になった歯医者のエピソード
第6章 天風式坐禅
悟っただけでは人間は完成しない/
悟りを開いた高僧の死に際のエピソード/
悟れても、それを自分の人生に実行し役立たせないかぎりは
空念仏(からねんぶつ)に終わる/
坐禅に一番大事にする三昧境(ざんまいきょう)/
心の中に雑念妄念がない状態/
無念無想に簡単に入る天風式坐禅のやり方
第7章 人生を支配する法則
心の態度が人生をつくる/
蒔いたとおりに花が咲き、実がみのる/
人間何しにこの世に来たのか/
人間がもって生まれてきた使命とは/
人間のみに与えられた偉大な心/
常に真・善・美の心で生きよ/
自己を考える自己認証がその人をつくりあげる/
心の置きどころひとつが、幸福を生みだす玉手箱
第8章 天命と宿命
運命には「逃れられるもの」と「逃れられないもの」の2つある/
宿命は自分の心の力で打開できる/
私(天風師)の言葉に腹を立てた会員のエピソード/
すべてを「感謝」と「歓喜」にふりかえよ/
28種類の消極的な心/
原因と結果は相等しき一線の上にある/
禍(わざわい)転じて福となす秘訣/
宇宙法則に素直にしたがう
「宿願達成」の篇
第9章 生きがいと喜び
私の人生観/感激で泣いた八角堂のエピソード/
喜びのないところに本当の生きがいはない/
人間の世界には「できること」と「できないこと」がある/
病が良くなって燃えだした欲望/
実業界から引退するとき反対した親戚のエピソード/
欲望をおさえないで、その欲望にしばられない生き方/
血圧を気にしながら酒を飲む男のエピソード/
親の言うことを聞かない子供のエピソード/
どんな偉い人でも一人で生きられない/
池に飛び込んで赤ん坊を助けたエピソード
第10章 宿願達成の原動力
信念の重要性/
「大丈夫、できる」これは信念ではない/
信念の実態/
心に絶えず念願することを映像化して描く/
世界的に有名な造船技士のエピソード/
正しい念願なら必ず実現する/
私の信念とは/
本当の信念には否定も肯定もない/
宮本武蔵と細川忠利のエピソード/
成るとか成らないとかを考えない/
絶対的な積極/潜在意識がもつ驚くべき力/
積極的な自己暗示を反復せよ
第11章 ひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に
心の態度が全人格に反映する/
価値のない暗示や消極的な誘惑に負けない/
放っておくと暴れだす本能心(動物的情念や欲念)/
禅の大家・石川素童のエピソード/
理性の力で本能心をコントロールできない/
煩悶(はんもん)や苦しみの大根大本は本能心/
高級な理想、気高い観念でものを考えるクセをつくる/
高級な欲望をもやせ
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待望の天風成功哲学シリーズ最新刊!
〈机上版(きじょうばん)について〉
表紙は高級クロス貼り、製本には糸かがりの上製仕上げを施した書籍。
繰り返しお読みいただいても本の形が崩れにくい丈夫な造本です。
主に、自宅か会社でお読みいただく方におすすめです。
中村天風著
当店大人気!の中村天風の名著中の名著で、『成功の実現』『盛大な人生』
『心に成功の炎を』に続く、中村天風氏の本物名著シリーズ待望の最新刊が、
ついに発売されます。
天風師が一部の門人に語った「私の死生観」を初めて書籍化した講演録で、
100回読む価値あること間違いなし!是非、楽しみにお待ちください。
「本書は、座談の名手だった天風師がごく一部の門人に語った“私の死生観”を
初めて書籍化、さらに未発表のエピソードをまじえながら、自分の描く夢や希望
を実現し、生きがいある人生をつくりあげる〈信念の驚くべき力〉と
〈その力の活かし方〉を平易な言葉で、しかも面白く、熱く語りかける講演録。
先の見えないコロナ禍にあって、天風成功哲学をはじめて読む方も、往年の天風
ファンの方にも、ともに新しい気づきと勇気を与える書。」
「みなさん、ごきげんよう。天風であります。
きょうは人間一生の一大事、死生観についてわかりやすく説きたいと思います。
もちろんきょうのお話は、あなた方にそう思いなさいと強制するんじゃないんですよ。
私が現在まで毎日を本当に明るく朗らかに生きている、そのままをお伝えするんです。
お聞きになって、私はそう思えないという人は、あなた方自身で、あなた方の考え方を、
あなた方の生命に対してもってりゃいいんです。
ただ、そうかと思える人は、私同様、毎日一日を、本当になにも死を怖れないで
生きられる人間になれるだろうと確信します。
これだけ申し上げて、単刀直入に、きょうの大問題にふれていきますが、人間どんな
ことをしても逃れることができない死というものに対する考え方は、人間がこの世に
生まれた何万年も前から考えてきた問題だろうと思います。
仏教のほうでは、死は思うがままにならないものとして諦観を説いてますが、
そうでなくても、我々一人ひとりが死について、思い定めた考え方をもっていなきゃ
駄目なんです。
そうでないと、今は平穏無事で、とくに死にそうもないように考えているから安心
しちまっているけど、いつなんどき、どんなことが起きるかわからないのが人生だもん。
いつも言ってるように、変化変転きわまりなし、というのが人生であります。きょうは
なにごともなくても、明日もあさってもなにごともないかというと、そうは言えないんだ。
ちょうど秋の天気と同じで、こんなに立派な秋晴れがあるかと思うくらいに晴れてた
のが、数日後にはぐずついてるだろ?
人生も同じ。「ああ、きょうは幸いだな」と思っていても、ガラリとひっくり返ること
がずいぶんあるんだから。
だから、自分が安心して生きられる、しっかりとした人生観をもたなきゃいけない。
自分が本当に安心できる人生観をもたずに生きるのは、羅針盤のない船と同じことに
なっちまう。しっかりした人生観をもたない人は、海図をもたずに嵐に遭って漂流した
難破船以上に、人生がなんとも収拾のつかない羽目に陥るんであります。
けっして、脅かすわけでもなんでもない。
人間の生死というものは、誠にそれはもう、はかり知るべからざるものなんです。
油断も隙もないのが人生だってことを考えたとき、我々は始終、死生観を自分の頭の中
にはっきりもってなきゃ駄目なんだ。
そうじゃないと、いざっていうときに慌てくさっちゃって、命を落としたり、もっと
幸福に生きられるのに、自分を不幸にしちまうことがあるからね。
率直にまず言いたいことは、人間はよほどの諦めのできている人間以外は、誰でも死ぬ
ということを怖れます。あなた方も怖れないはずはないと思うけれど、どうだい?
なんで死を怖れるのかというと、これは人間の通有性(注、もともと備わっている共通
の性質)なんです。理屈なしに怖れているんだよ。言い換えると、生きてる以上は、
どうしても生に執着するという執着念があるからなんだ。
「辛いな」「生きたくないな」「生きづらいな」と思ってる人間でも、「それじゃあ、
殺してやろうか」と言ったら、「さあ、どうぞ」とは答えませんよ。
生きてるのが辛い人でも、死にたくはない。生に執着すればするほど、死への恐怖も
強いんです。」第1章冒頭より
<目次より>
「何ものをも怖れず」の篇
第1章 私の死生観
人間どんなことをしても逃れることができない死/
明日何が起きるかわからない人生を安心して生きるには/
生に執着すればするほど死を怖れる/
私(天風師)の家内が死ぬ2時間前のエピソード/
ヨガの聖者カリアッパ師との死についての問答/
あんなに死を怖れていた私が怖れなくなったのはなぜか/
生きていられることに感謝/死ぬことは死んだのちに考えよ
第2章 本当の生き方
病になって弱くなった心/
死に対する恐怖感のしこりを取りたくて海外へ/
死にに帰る最後の旅で偶然、ヨガの哲学者と出会う/
インドでの気づき/
乏しい食べ物しかないインドで体がぐんぐん回復していったのはなぜか?/
強かった心が弱くなった原因をついに発見
第3章 心の大掃除
心を確実に強く頼もしい状態にする方法/
潜在意識の中に入っている思考を組みたてる材料/
人間は暗示の世界に生きている/
他面暗示と自己暗示/
寝ながらできる暗示法/
夜と昼の心の使い分け/
一番いましむべきものは恐怖観念/
因果律の法則/
心が消極的になると、恐怖しなくてもいいことまで恐怖するようになる
第4章 何をするときでもベストを尽くせ
成功を望み、幸福に生きたいという念願を現実化するために大事なこと/
心に積極性が失われたら、成功できない/
心の態度が運命を良くもすれば悪くもする/
積極的精神をつくる5つの方法/怒らず怖れず悲しまず/
感情や感覚の衝動を防ぐ方法とは
「天命と宿命」の篇
第5章 本当の自分とは
北海道に行く青函連絡船のエピソード/
人生観の根本を成す重大なこと/
自分の本当の正体/
人間の心と体はいったいなんだろう/
肉体を自分だと考える人/
心を自分だと考える人/
一切の動力の根源とはなにか/
カリアッパ先生から「おまえとはなんだ?」と問われて/
人事不省になった歯医者のエピソード
第6章 天風式坐禅
悟っただけでは人間は完成しない/
悟りを開いた高僧の死に際のエピソード/
悟れても、それを自分の人生に実行し役立たせないかぎりは
空念仏(からねんぶつ)に終わる/
坐禅に一番大事にする三昧境(ざんまいきょう)/
心の中に雑念妄念がない状態/
無念無想に簡単に入る天風式坐禅のやり方
第7章 人生を支配する法則
心の態度が人生をつくる/
蒔いたとおりに花が咲き、実がみのる/
人間何しにこの世に来たのか/
人間がもって生まれてきた使命とは/
人間のみに与えられた偉大な心/
常に真・善・美の心で生きよ/
自己を考える自己認証がその人をつくりあげる/
心の置きどころひとつが、幸福を生みだす玉手箱
第8章 天命と宿命
運命には「逃れられるもの」と「逃れられないもの」の2つある/
宿命は自分の心の力で打開できる/
私(天風師)の言葉に腹を立てた会員のエピソード/
すべてを「感謝」と「歓喜」にふりかえよ/
28種類の消極的な心/
原因と結果は相等しき一線の上にある/
禍(わざわい)転じて福となす秘訣/
宇宙法則に素直にしたがう
「宿願達成」の篇
第9章 生きがいと喜び
私の人生観/感激で泣いた八角堂のエピソード/
喜びのないところに本当の生きがいはない/
人間の世界には「できること」と「できないこと」がある/
病が良くなって燃えだした欲望/
実業界から引退するとき反対した親戚のエピソード/
欲望をおさえないで、その欲望にしばられない生き方/
血圧を気にしながら酒を飲む男のエピソード/
親の言うことを聞かない子供のエピソード/
どんな偉い人でも一人で生きられない/
池に飛び込んで赤ん坊を助けたエピソード
第10章 宿願達成の原動力
信念の重要性/
「大丈夫、できる」これは信念ではない/
信念の実態/
心に絶えず念願することを映像化して描く/
世界的に有名な造船技士のエピソード/
正しい念願なら必ず実現する/
私の信念とは/
本当の信念には否定も肯定もない/
宮本武蔵と細川忠利のエピソード/
成るとか成らないとかを考えない/
絶対的な積極/潜在意識がもつ驚くべき力/
積極的な自己暗示を反復せよ
第11章 ひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に
心の態度が全人格に反映する/
価値のない暗示や消極的な誘惑に負けない/
放っておくと暴れだす本能心(動物的情念や欲念)/
禅の大家・石川素童のエピソード/
理性の力で本能心をコントロールできない/
煩悶(はんもん)や苦しみの大根大本は本能心/
高級な理想、気高い観念でものを考えるクセをつくる/
高級な欲望をもやせ