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たくさんの動物たちを使ったキプリングの想像力豊かで 不思議な世界が詰まった11篇のおとぎ話です。
キプリング童話集
1,980円(税180円)
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キプリング童話集
1,980円(税180円)
「どうしてラクダには、こぶがあるの?」
世界の旅から生まれた、11篇のおとぎ話

イギリス初のノーベル文学賞作家・キプリングが、
夜寝る前に自分の子どもたちにしていた物語(1902年刊行)に
ハンス・フィッシャーが魅力的な挿絵をつけた作品。
注目の翻訳家・小宮由氏の親しみやすくて読みやすい新訳でお届けします。
【出版社HPより】

キプリングが見てきた、さまざまな国の地名や、
たくさんの動物たちが出てくる物語です。

1「どうしてラクダにはこぶがあるの?」
 はるか昔、ラクダはとーても怠け者で、人間のために働くなんて
 まっぴらだと思っていたので、精霊のジンが・・・
2「どうしてクジラは、小魚しかたべられないの?」
 昔 一頭のクジラが、海の生物を食べつくしてしまいました。
 するとなんとか残った一匹の小魚が・・・
3「どうしてサイの皮は、シワシワなの?」
 昔 サイの皮はつるつるで、ボタンで脱ぎ着が出来ました。
 そして一頭のお行儀の悪いサイを懲らしめようと・・・
4「どうしてヒョウの体には、テンテンもようがついてるの?」
 世界がはじまってすぐの頃、風景も動物もすべて黄土色をしていました。
 そのため たくさんの動物が、ヒョウや人間に狩られてしまい・・・
5「どうしてゾウの鼻は、長いの?」
 ずっとずっと昔 まだゾウの鼻が短かった頃。好奇心いっぱいの子ゾウは、
 ワニが何を食べるか知りたくて、旅に出ましたが・・・
6「どうしてカンガルーは、うしろ足でピョンピョンとぶの?」
 昔 自惚れ屋のカンガルーが、足が速くて、人気者にしておくれと神さまに頼みました。
 すると神さまは、野犬のディンゴにカンガルーを追わせて・・・
7「アルマジロは、どうやって、アルマジロになったの?」
 はるか昔 ハリネズミと友だちのカメがいました。
 その2匹を捕まえて食べようとしたジャガーは・・・ 
8「手紙は、どうやって、はじまったの?」
 新石器時代のある日、小さな女の子はお父さんと川に魚を捕りに行きましたが、
 槍が折れてしまいます。そこで女の子はお父さんをを助けるために・・・
9「海にいたずらしたカニ」
 魔術師が世界の始まりの準備で、動物たちに役を与えていました。
 ところが、海の底で自由に暮らしたい一匹のカニが、逃げ出してしまい・・・
10「どうしてネコは、ひとりででかけるの?」
 すべての動物が野生だったころ、人間の夫婦に質問に行った動物たちが
 次々人間に飼われていきます。ところが自由が好きなネコは・・・
11「スレイマン王と足をふみならしたチョウ」
 絶大な力を持つスレイマン王(ソロモン)の宮殿や庭を、一瞬で消せると奥さんに
 大ぼらをふいたチョウでしたが・・・

『ジャングル・ブック』でも有名なキプリングの、想像力豊かで、
不思議な世界が詰まった一冊です。
また訳者は北御門二郎さんのお孫さんで、『さかさ町』でもお馴染みの小宮由さんです。
小学校高学年からおすすめです。
226ページ
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