第12回「読書てらこや」選定本2冊セット
4,620円(税420円)
第12回読書てらこや選定本!
第12回目の「読書てらこや」
7月11日(日) 9:00〜12:00 オンラインにて開催
テーマ:「何を書くのか」
センジュ出版 吉満明子さんセレクトの1冊
『瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集』
読書のすすめ小川セレクトの1冊
『ないものがある世界』
の2冊セットです。
◆『瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集』
「文章と構成の素晴らしさ。文学を知ることは、黒島伝治を知ることだ」
—荒川洋治氏(毎日新聞)
「私は、黒島伝治の小説を読み始めると、その呼吸、リズムにからだをあずけるのが
気持ちよく、気がつけば、からだがその物語の中にどっぷり浸かっているのだった。
……会話の中にも抒情を感じるし、会話がつながっていくところで生まれる衝突や不安
なども、その小説を深くしているように思う。」
—山本善行・解説より
香川県・小豆島に生まれ、シベリア出兵から帰還後、小林多喜二にならぶプロレタリア文学
の旗手として活躍し、病のため若くして逝った小説家、黒島伝治(1898–1943)。
京都の「古本ソムリエ」、山本善行が選んだ珠玉の短編作品アンソロジー。
<目次より>
初期文集より
瀬戸内海のスケッチ
砂糖泥棒
まかないの棒
「紋」
老夫婦
田園挽歌
本をたずねて
僕の文学的経歴
雪のシベリア
解説=山本善行
◆『ないものがある世界』
「喪失」の陰に覆われた近未来の都会で、「進歩」し続けることに疑いを抱かない世界に憂う
〈わたし〉。人間の原初的なことばや身振りが生き生きと現前する精霊の島から、いのちの
根源をたどり直す少年〈ノア〉。「ない」ことと「ある」ことのはざまで、二人の異なった
時空間の物語がパラレルに展開しつつも、いつしか一つの大きな物語として重なり合い、
昇華していく──。批評と創作の境界線上で生まれた、父と母と子供たちのための、
少し哀しく、希望あふれる未来の寓話。
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第12回目の「読書てらこや」
7月11日(日) 9:00〜12:00 オンラインにて開催
テーマ:「何を書くのか」
センジュ出版 吉満明子さんセレクトの1冊
『瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集』
読書のすすめ小川セレクトの1冊
『ないものがある世界』
の2冊セットです。
◆『瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治作品集』
「文章と構成の素晴らしさ。文学を知ることは、黒島伝治を知ることだ」
—荒川洋治氏(毎日新聞)
「私は、黒島伝治の小説を読み始めると、その呼吸、リズムにからだをあずけるのが
気持ちよく、気がつけば、からだがその物語の中にどっぷり浸かっているのだった。
……会話の中にも抒情を感じるし、会話がつながっていくところで生まれる衝突や不安
なども、その小説を深くしているように思う。」
—山本善行・解説より
香川県・小豆島に生まれ、シベリア出兵から帰還後、小林多喜二にならぶプロレタリア文学
の旗手として活躍し、病のため若くして逝った小説家、黒島伝治(1898–1943)。
京都の「古本ソムリエ」、山本善行が選んだ珠玉の短編作品アンソロジー。
<目次より>
初期文集より
瀬戸内海のスケッチ
砂糖泥棒
まかないの棒
「紋」
老夫婦
田園挽歌
本をたずねて
僕の文学的経歴
雪のシベリア
解説=山本善行
◆『ないものがある世界』
「喪失」の陰に覆われた近未来の都会で、「進歩」し続けることに疑いを抱かない世界に憂う
〈わたし〉。人間の原初的なことばや身振りが生き生きと現前する精霊の島から、いのちの
根源をたどり直す少年〈ノア〉。「ない」ことと「ある」ことのはざまで、二人の異なった
時空間の物語がパラレルに展開しつつも、いつしか一つの大きな物語として重なり合い、
昇華していく──。批評と創作の境界線上で生まれた、父と母と子供たちのための、
少し哀しく、希望あふれる未来の寓話。