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手塚治虫が描いた最後の長編『アドルフに告ぐ』の、週刊文春にて全113回連載された、オリジナル版の完全復刻セット
「アドルフに告ぐ」オリジナル版 全3巻+別冊セット!
22,000円(税2,000円)
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「アドルフに告ぐ」オリジナル版 全3巻+別冊セット!
22,000円(税2,000円)
手塚治虫著

手塚治虫が描いた最後の長編『アドルフに告ぐ』の、1983年1月から1985年5月まで、
週刊文春にて全113回連載された、オリジナル版の完全復刻セットになります。

貴重なオリジナル版の全3冊+別冊のセットのため・・・、
基本的にはご予約〝のみ〟の受付とさせていただきます。

すでに単行本をお読みの方も、単行本化に際して、削除されたページや、
改変されたセリフを復元し、大判サイズ(B5版)で原画を高精細印刷した、
愛蔵版であり、決定版!

◆正義とは何か? 民族とは何か? 戦争とは何か?
手塚治虫不朽の名作にして日本マンガの最高峰、オリジナル版がついに登場。
雑誌掲載版を再現し、大判と高精細印刷でおくる愛蔵版! 

〈これはアドルフと呼ばれた三人の男たちの物語である。
彼ら三人はそれぞれちがった人生をたどりながら一本の運命の糸で結ばれていた――〉
ドイツ外交官と日本人妻の息子アドルフ・カウフマン、神戸のユダヤ人パン屋の息子
アドルフ・カミル、そしてナチ・ドイツ総統のアドルフ・ヒットラー。
第二次世界大戦時の日本・ドイツを舞台に、三人のアドルフの数奇な人生をめぐる
大河ドラマとして、手塚治虫が自らの戦争体験を渾身の力を込めて描いた後期の代表作
『アドルフに告ぐ』、雑誌掲載オリジナル版を初めて完全復刻。
連載時の扉や単行本化で削除されたページ、改変された台詞を復元し、大判サイズ
(B5判)で原画を高精細印刷した函入り愛蔵版! 
刊行35周年記念出版 全3巻(382/382/372頁)+別冊(98頁)

*別冊内容
「手塚治虫と戦争」中条省平
『アドルフに告ぐ』三次元化への道」倉田淳〈スタジオライフ〉
『アドルフに告ぐ』二代目担当編集者:池田幹生インタビュー
「手塚治虫が語る『アドルフに告ぐ』……… 単行本あとがき/
アドルフに告ぐ――『観たり撮ったり映したり』より/
『アドルフに告ぐ』回想(「手塚ファンmagazine」掲載)/
著者に聞く(「中学教育」掲載)/著者インタビュー(「女性セブン」掲載)
 解題 濱田高志
『アドルフに告ぐ』ラスト/単行本版描き下ろしページ
『アドルフに告ぐ』関連資料(キャラクター・デザイン、原稿下描き他)

◆以下、別冊の『アドルフに告ぐ』解題 より↓

「本書には、手塚治虫が《週刊文春》一九八三年一月六日号から八五年五月三十日号
にかけて連載した『アドルフに告ぐ』全一一三回を、初出時の形で完全収録した
(但し、連載途中、八四年十二月十三日号から翌年二月十四日号までは休載。
これは手塚が十一月二十二日に急性肝炎と胆石で半蔵門病院に入院したためだ)。

これまで出版された本作の単行本は、すべて手塚自身が再構成した最初の単行本を
底本としており、連載時のままの構成で刊行されるのはこれが初めてである。
そのため、本書によって、毎週十頁という限られた紙幅で、手塚がいかにドラマを盛り上げ、
読者を惹きつけるために工夫を凝らしたかを改めて確認することが出来る趣向だ。
連載時の読者には、先の見えない展開に胸躍らせた当時の興奮を、初見の読者には、
連載形式を追体験しながら頁を繰る醍醐味を味わって頂きたい。ま
た、本書では雑誌サイズ(B5判)をやや大きめに掲載し、現存原稿の再調整を施した上で、
緻密な描写をより鮮明に印刷すべく高級紙を採用した。刊行後三十五周年記念出版としての
愛蔵版を謳う所以である。」

「本作の単行本化に際しては、手塚自身がインタビュー(別冊収録)で述べているとおり、
連載時には描ききれなかった部分が多く、全体で約五十頁に及ぶ増補、描き下ろしが
なされている。特に、ヒットラー出生の謎をめぐる物語にリアリティをもたせたゾルゲ事件
については、手塚自身思い入れが深く、単行本版で五頁も増補された(第二十五章冒頭。
なお、本書三巻三十三頁に出てくるゾルゲ関連メンバーの尾崎秀実は手塚が本書のために
取材協力を仰いだ評論家の尾崎秀樹の異母兄にあたる)。
一方、本作には単行本化の際に削除された頁、つまり本書でしか読めない場面が複数ある。」
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