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清水店長おすすめ!幻の名著の増補決定版!
日本二千六百年史 増補版
1,430円(税130円)
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日本二千六百年史 増補版
1,430円(税130円)
清水店長おすすめ!幻の本物名著の増補決定版!

大川周明著

◆戦前は日本政府が、戦後は米政府が発禁にした歴史書『日本二千六百年史』!
検事局が削除した38カ所を復原し、さらに2000年に発見された本書の続編
ともいうべき「幻の原稿」を追加抄録した決定版!

以前、旧版をおすすめしていた時の、清水店長のおすすめ文も
ご覧ください↓

「先日、お若い男性諸氏が5・6人、 どどっとドクスメに入って来られました。
あまりにも感じのいい若者たちでしたので、 声をかけてみると
「どういう本を読んだらいいでしょう」 と問われるので
「やっぱり縦糸の読書がいいでしょう」 とお答えしました。

時代が変わっても変わらない本、たとえば禅に関する本、 そして、活きた歴史に
関する本などをオススメしました。
活きた歴史というのは、本に登場する人物の喜怒哀楽が 感じられる歴史本のことです。

特に稗史に関するものは、 啓発本などよりも、真に肚の底から、やる気、勇気
が湧き出てくるものです。 いざ!という時に素早い決断力や実行力が必要です。
いくら論理的な手法を知ってはいても、そんな時に「絵に描いた餅」に
なってしまってはなんにもなりません。 斎藤一人さんからオススメいただいた
「俄 上下巻」や 「田中清玄自伝」などは、読んでいるとその登場人物の 涙や
くやしさ、そこに確かに存在した、ヒーローではない、 一個人の人間臭さを
感じられるとき、己の損得しか考えていない ケツの穴の小ささに気づくことができ、
そこから何かしら大いなるパワーが みなぎって来ることを感じられたらしめたもんです。

そんなことを考えていたら、ドクスメスタッフ小川選手に 「大川周明」という
人物の存在を教えたもらいました。
さっそく読んでみると、これがまた驚く内容に血がたぎりました。 こちらの本は、
戦前、1939年に発売となり、 当時発売されるとすぐに数十万部の大ベストセラーと
なったそうです。
しかし、その内容が正直すぎて、多くの箇所を当局から 黒く塗りつぶされてしまったようです。 こちらの本は、2008年に出版されたものの増補版ですが、 その黒く塗りつぶされてしまった
箇所をとっぱらって、 原書のままの復活本です。実に興味深い本なのです。
この本の「序」には下記のようなことが書かれております。
『 ヘカイトス、ヘロドツス、ツキヂデスの三人は、西洋史の 鼻祖と呼ばるる古代希瞼の
三大歴史家である。 此等の歴史家は、約半世紀づつ隔てて世に出でたが、 それぞれ歴史に
就て下の如く言つたと伝えられる。 先づ西紀前五百年代に出でたるヘカイトスは、歴史を以て
過去の知識を現在に伝へるものとした。 次で西紀前四百五十年代のヘロドツスは、 歴史とは
過去によつて現在を説明するものとした。
最後に世紀前四百年代のツキヂデスは、歴史は過去・現在より推して 未来を察知すべき
ものとした。 即ちヘカイトスは歴史の重点を過去に置き、ヘロドツスは之を現在に置き、
ツキヂデスは之を未来に置いたのである。 三者の主張には、敦れも一応の道理がある。
而も其の総てを綜合することによつて、歴史の全面目が 初めて完全に発揮されるであらう。

言ふまでもなく歴史は人類発展の径路を究めんとするものである。
然るに人類発展の径路は、人類に内在する生命の発現なるが故に、 一貫して綿々不断である。
吾々は唯だ便宜のために過去・未来を区劃する。 而も現在は過去より生れて刻々過去となり、
未来は現在に孕まれて刻々現在となる。 真個に実在するものは、滾々と不尽なる生命の流行
だけである。
それ故に吾々は、恒に永遠の現在に生きて居る。 而して此の「現在」は其衷に無限の過去
を宿し、 無窮の未来を孕む現在なるが故に、歴史もまた過去・現在・未来に関するもの、
一層詳細に言へば、過去によつて現在を説明し、 現在によつて未来を察知するものと
せねばならぬ。 』

いかがでしょう。

戦前は、戦争に勝つんだという国民全体の”希望”があり、 戦後は経済復興という”希望”
がこの日本にはありました。 しかし、現代はどうでしょう。日本人全体でそこに向かって
行こうという ”希望”を見つけ出していると言えるでしょうか?
大川周明が言っているように、 「過去によつて現在を説明し、現在によつて未来を察知
するものとせねばならぬ」 本当の活きた歴史を学ぶことは、未来を察知し、 希望を語る
ことなのではないでしょうか。 大川周明という人物は知れば知るほど面白いかたで、
いわゆる東京裁判にて、民間人では唯一A級戦犯となり、 その裁判に出廷したとき、
パジャマ姿にスリッパで登場し、 ちょうど周明が座っていたところの前に東条英機が
座っており、 後ろから東条の頭を突然ひっぱたいたという奇行をしたことでも 有名ですね。

それゆえ、精神異常と判断され無罪釈放となってしまいました。 それが、本当に精神疾患
だったのか、はたまた演技だったのかは、 噂になるところですが、真実は闇のままです。
そこがいい!ですよね。 この本を読んでいると、自分の悩みなどが、どんどん小さく小さく
感じられるようになり、エネルギーが満ちてきます。
私なんかも、鎌倉時代の「もののふ」のところを読んでいるとき、
思わず「うおおーーー!!!」と叫んでしまいました。
みなさんもこの本を読んで、ぜひ叫んでみてください。力が湧きますよ。
ただ他人に迷惑にならないようにお気をつけくださいね。(笑)」清水克衛
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