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佐藤芳直先生が、今読んで欲しい名著!
皇后は戦うことにした
1,870円(税170円)
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皇后は戦うことにした
1,870円(税170円)
佐藤芳直先生が、今読んで欲しい名著!


「人間学研究会で貞明皇后の聡明さ
を語りましたが、明治の終わりから昭和の初めにかけて、
様々な思惑が交差する皇后選びの舞台裏に
引き込まれること必定です。」佐藤芳直


林真理子著

◆あらすじ

「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、
あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは
出来ないでしょう」--。
 
 さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する
”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。

 妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、
彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、
別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)

 徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に
遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。
(「徳川慶喜家の嫁」)

 まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは
声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」--(「兄弟の花嫁たち」)

 九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。
夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。
(「皇后は闘うことにした」)

 貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた
秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)

綸言汗の如し
徳川慶喜家の嫁
兄弟の花嫁たち
皇后は闘うことにした
母より
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