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【限定30冊】東洋思想一筋!明徳出版社さんの「シリーズ陽明学」
西郷隆盛〜シリーズ陽明学31
2,750円(税250円)
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西郷隆盛〜シリーズ陽明学31
2,750円(税250円)
現品限りの30冊限定!貴重な本物名著

角田達朗、竹内弘行著

〈「シリーズ陽明学」刊行のことば〉
孔子・孟子が人間のあり方を説いた儒学は、宋代に一度、朱子が人間学として
再生させたものの、明末には再び文字章句の学問に堕落してしまった。
これを、王陽明は、我我の心には天より授かった良知があると叫んで、
人間の生き方とは何かを説き、自ら実践してみせたのが陽明学である。
 今日は、政治も学問も芸術も、みな小さな小手先のものに終わって、肝腎な
人間のための政治であり学問であることを失いつつある。この世紀末的な風潮を
匡(ただ)す思想として、いま政財界を中心に内外の心ある人々は陽明学に注目してきた。
しかし、原文はあまりにも難しく、読むことさえも容易ではない。
 ここに小社では陽明学に生きた日中の先人34名を拾い出して、その精髄を平易な
日本語に変えて人々に開放することにした。多忙な現代人にも本書の現代語訳と余説
だけは読んで頂きたい。
四千年来、人間の在り方を問いつめてきた儒学思想の一端なりとも、ここから
お汲み取り頂き、日常生活の一隅にでもそれを実践して頂けたら望外の幸せである。

◆以上の「シリーズ陽明学 刊行のことば」にもあるように、まさに今こそ必読!
易経の本物中の本物名著『易経講話』や、ドクスメ大人気の『言志四録 抄録』など、
タテ糸の本物名著を出版されている、東洋思想一筋の出版社、明徳出版社のシリーズ本
なので、内容は間違いありません!すでに20年以上前の本なので、在庫にも限りがあり、
シリーズ本は、各20冊ずつの冊数限定での販売になります。

陽明学を中心とした、気になる人物の語録や生涯などを、この機会に是非お読みください!

こちらは、「シリーズ陽明学」31の西郷隆盛の巻になります。

「西郷隆盛は幕末維新のみならず日本歴史を通じてもっとも有名、多くの日本人の敬愛の
対象となっている。その五十一歳の生涯は世に出るまでの一時期をのぞき近代日本創出を
めざした激動のただなかにあり、内省沈思のいとまはほとんどなかったと考えられる。
しかも西郷は理知的体系的というよりむしろ情に流れ、師に友に後輩にまた肉親に
あふれるような思いをそそぐ感性ゆたかな人柄であった。
 しかるにその西郷が若い日知友と陽明学の書物にしたしみ、思うこと行うところ
ほとんど一致、政争の渦中にあってつねに道義に合する道を歩もうと志したことは
まぎれもない事実であった。この意味において必ずしも学者・思想家ならざる西郷は、
もっとも陽明学者的であったともいいうる。
 西郷の遺文はこれを同時期の吉田松陰・橋本左内にくらべるとき多いとはいえず、
心情の機微を吐露した文面もきわめて少ない。したがって遺文のなかにその陽明学的思考
をあとづけることほとんど不可能である。そこで著者は汗牛充練もただならぬ西郷伝の
なかに、書状その他で何気なくしるされた西郷の折々の心のうごきを主眼として、著者なり
の「伝記」を加える冒険をあえてこころみた。「シリーズ陽明学」のなかに西郷の名が
あることに対し奇異の念を抱かれる読者が、著者の素志を汲んでくださることを心から
念願する次第である。」まえがきより

西郷が若き日に陽明学を学んだことは彼のその後の人生に大きな影響を与えた。
注釈・現代訳を施した西郷の遺文を叙論・伝記も加え、陽明学的生き方を全うとした
至誠の生涯・学問を解説!

<目次より>
総説(叙論・概観・関係人士の西郷評・いかなる人か)・伝記(第一期(修学・準備期)
・第二期(政治活動期)・第三期(西南戦争)、むすび)・遺文(薩摩武士の精神・
政争の渦中で・政治・民生論、教育・宗教観、先輩・知友への敬と信、
肉親の愛情、処世訓、詩歌)


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