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【限定20冊】東洋思想一筋!明徳出版社さんの「シリーズ陽明学」
大塩中斎〜シリーズ陽明学25
2,670円(税243円)
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大塩中斎〜シリーズ陽明学25
2,670円(税243円)
現品限りの20冊限定!貴重な本物名著

角田達朗、竹内弘行著

〈「シリーズ陽明学」刊行のことば〉
孔子・孟子が人間のあり方を説いた儒学は、宋代に一度、朱子が人間学として
再生させたものの、明末には再び文字章句の学問に堕落してしまった。
これを、王陽明は、我我の心には天より授かった良知があると叫んで、
人間の生き方とは何かを説き、自ら実践してみせたのが陽明学である。
 今日は、政治も学問も芸術も、みな小さな小手先のものに終わって、肝腎な
人間のための政治であり学問であることを失いつつある。この世紀末的な風潮を
匡(ただ)す思想として、いま政財界を中心に内外の心ある人々は陽明学に注目してきた。
しかし、原文はあまりにも難しく、読むことさえも容易ではない。
 ここに小社では陽明学に生きた日中の先人34名を拾い出して、その精髄を平易な
日本語に変えて人々に開放することにした。多忙な現代人にも本書の現代語訳と余説
だけは読んで頂きたい。
四千年来、人間の在り方を問いつめてきた儒学思想の一端なりとも、ここから
お汲み取り頂き、日常生活の一隅にでもそれを実践して頂けたら望外の幸せである。

◆以上の「シリーズ陽明学 刊行のことば」にもあるように、まさに今こそ必読!
易経の本物中の本物名著『易経講話』や、ドクスメ大人気の『言志四録 抄録』など、
タテ糸の本物名著を出版されている、東洋思想一筋の出版社、明徳出版社のシリーズ本
なので、内容は間違いありません!すでに20年以上前の本なので、在庫にも限りがあり、
シリーズ本は、各20冊ずつの冊数限定での販売になります。

陽明学を中心とした、気になる人物の語録や生涯などを、この機会に是非お読みください!

こちらは、「シリーズ陽明学」25の大塩中斎の巻になります。

「大塩中斎、通称平八郎は、日本の陽明学をよきにつけ、あしきにつけ代表する
儒者の一人である。この中斎のことを『日本陽明学派の哲学』の著者・井上哲次郎は、
「中斎は豪邁奇矯の士なり。尋常一様の儒者にあらず」と評している。こうした評価の
背景に、中斎を首謀者とする「大塩の乱」が大きな影を落としていることは、言うまでも
なかろう。天保八年二月、中斎は、連年の天災飢饉に苦しむ民衆の救済を目指して、
同志とともに決起した。しかし、その日のうちに乱は鎮圧され、大塩父子も月余の後に
自刃して果てた。一見あまりに短兵急なこの行動は、確かに「豪邁奇矯」と評されても
しかたのないものである。しかしながら、民衆の窮状と当局者の無策とを見るに見かねた
その動機は、経世済民という、いかにも儒者らしい思想にもとづくものであった。しかも、
決起する以前、中斎は何度か奉公所に飢饉対策を建言して斥けられ、自ら蔵書を売って、
救民の費用に充てている。言わば、彼は、万策尽き果てた末に、やむにやまれず決死の
行動へと突き進んだのである。
 学説史的に言えば、日本陽明学の開祖・中江藤樹の継承者をもって任じ、陽明学を
武家社会の中で実践的に体現しようとした。それが、彼の思想であり、哲学であった。
本書は、その解明にいささかでも役立つならば、望外の喜びとするものである。」まえがきより

真摯に良知を求め、陽明学を武家社会の中で体現することに死をも顧みなかった中斎の
信念の生涯と、良知説・帰虚説等の思想内容を主著 「洗心洞箚記」・檄文を平訳して
紹介した絶好の大塩中斎入門書!

<目次より>
1 為学の基本理念/大虚とは何か/天人合一/万物一体/聖人観/太虚に帰す/虚心〔ほか〕


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