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【限定20冊】東洋思想一筋!明徳出版社さんの「シリーズ陽明学」
王心斎〜シリーズ陽明学9
2,563円(税233円)
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王心斎〜シリーズ陽明学9
2,563円(税233円)
現品限りの20冊限定!貴重な本物名著

佐野公治著

〈「シリーズ陽明学」刊行のことば〉
孔子・孟子が人間のあり方を説いた儒学は、宋代に一度、朱子が人間学として
再生させたものの、明末には再び文字章句の学問に堕落してしまった。
これを、王陽明は、我我の心には天より授かった良知があると叫んで、
人間の生き方とは何かを説き、自ら実践してみせたのが陽明学である。
 今日は、政治も学問も芸術も、みな小さな小手先のものに終わって、肝腎な
人間のための政治であり学問であることを失いつつある。この世紀末的な風潮を
匡(ただ)す思想として、いま政財界を中心に内外の心ある人々は陽明学に注目してきた。
しかし、原文はあまりにも難しく、読むことさえも容易ではない。
 ここに小社では陽明学に生きた日中の先人34名を拾い出して、その精髄を平易な
日本語に変えて人々に開放することにした。多忙な現代人にも本書の現代語訳と余説
だけは読んで頂きたい。
四千年来、人間の在り方を問いつめてきた儒学思想の一端なりとも、ここから
お汲み取り頂き、日常生活の一隅にでもそれを実践して頂けたら望外の幸せである。

◆以上の「シリーズ陽明学 刊行のことば」にもあるように、まさに今こそ必読!
易経の本物中の本物名著『易経講話』や、ドクスメ大人気の『言志四録 抄録』など、
タテ糸の本物名著を出版されている、東洋思想一筋の出版社、明徳出版社のシリーズ本
なので、内容は間違いありません!すでに20年以上前の本なので、在庫にも限りがあり、
シリーズ本は、各20冊ずつの冊数限定での販売になります。

陽明学を中心とした、気になる人物の語録や生涯などを、この機会に是非お読みください!

こちらは、「シリーズ陽明学」9の王心斎の巻になります。

王陽明と論戦の末、陽明に心服し精力的に講学活動を行った王心斎の全集から、
論説・書翰・詩のほとんどと主要な語録を訳注し身分社会の束縛を越え、
学問の平易を説いた彼の庶民的な思想を紹介。

「儒学に新たな活気をふきこんだ王陽明のもとには、多くの俊才が集まった。その中でも、
王心斎は塩の製造を生業とする家庭に生まれた、庶民出身の思想家として知られている。
独学で聖人の道を現在に再現しようとしていた心斎は、遠路を赴いて王陽明に激しい論戦
を挑み、討論を重ねたのちにはじめて心服して忠実な陽明学徒になった。これは、陽明学
が庶民を含む大衆活動に広がっていく、きっかけとなった出来事であった。陽明によって
独学の裏付けを得た心斎は、情熱的な講学活動を展開し、その学統は素州学派と呼ばれて、
明代末期の思想界に波紋をひきおこしている。心斎には緻密な論理や高度の学識をみる
ことはできないが、学問に向けてのその情熱は、陽明学徒の中でも際立った特色をもって
いる。身分的制約の激しい当時の社会環境にあって、学問によってそれを乗りこえ、
ひたすら孔子を理想として強く生きぬこうとした、個性豊かな一人の人物像を、ここにみる
ことができるだろう。」まえがきより

<目次より>
論説
・仁に勉めはげもう
・王道を実現しよう
・孝のいましめ
・学問の楽しさ
・社会に復帰せよ
・学問のあり方
・処世のあり方
・孔子の大成の学問
・良知の簡易を本とし・・・を用とする。
・学ぶことの意義
語録
・偉大な人とは
・孔子を学ぶ
・孔子は仁でもあり、智でもある
・孟子の功績
・愚かな男女の日常に道がある
・天とともに生きる
・運命に押し流されない
・異端とは何か
・六経はわが心を証明する
・革命の問題について
・孔子は至上の偉人だ
・格物の意味を説く
・自己に反省・・・格物の方法である
・正心と誠意の方法
・学生に教える
・自分に満ち足りることについて
・身を尊ぶことを教える
・『中庸』の根本
・中を修めよう
・心の本体はつねに存在する
・中を確立する
・悪は生まれつきの人間性ではない
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