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【限定20冊】東洋思想一筋!明徳出版社さんの「シリーズ陽明学」
東沢瀉〜シリーズ陽明学35
2,563円(税233円)
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東沢瀉〜シリーズ陽明学35
2,563円(税233円)
現品限りの20冊限定!貴重な本物名著

野口善敬著

〈「シリーズ陽明学」刊行のことば〉
孔子・孟子が人間のあり方を説いた儒学は、宋代に一度、朱子が人間学として
再生させたものの、明末には再び文字章句の学問に堕落してしまった。
これを、王陽明は、我我の心には天より授かった良知があると叫んで、
人間の生き方とは何かを説き、自ら実践してみせたのが陽明学である。
 今日は、政治も学問も芸術も、みな小さな小手先のものに終わって、肝腎な
人間のための政治であり学問であることを失いつつある。この世紀末的な風潮を
匡(ただ)す思想として、いま政財界を中心に内外の心ある人々は陽明学に注目してきた。
しかし、原文はあまりにも難しく、読むことさえも容易ではない。
 ここに小社では陽明学に生きた日中の先人34名を拾い出して、その精髄を平易な
日本語に変えて人々に開放することにした。多忙な現代人にも本書の現代語訳と余説
だけは読んで頂きたい。
四千年来、人間の在り方を問いつめてきた儒学思想の一端なりとも、ここから
お汲み取り頂き、日常生活の一隅にでもそれを実践して頂けたら望外の幸せである。

◆以上の「シリーズ陽明学 刊行のことば」にもあるように、まさに今こそ必読!
易経の本物中の本物名著『易経講話』や、ドクスメ大人気の『言志四録 抄録』など、
タテ糸の本物名著を出版されている、東洋思想一筋の出版社、明徳出版社のシリーズ本
なので、内容は間違いありません!すでに20年以上前の本なので、在庫にも限りがあり、
シリーズ本は、各20冊ずつの冊数限定での販売になります。

陽明学を中心とした、気になる人物の語録や生涯などを、この機会に是非お読みください!

こちらは、「シリーズ陽明学」35の東沢瀉の巻になります。

一斎・秋陽の流れを汲む沢瀉の著作から、彼の陽明学確信の成果 「証心録」 と
今北洪川の禅海一瀾に対する反駁の書 「禅海翻瀾」 の二書を現代訳・解説し、
禅儒を超越した彼の自得体認の陽明学を究明。

「禅は沢瀉の学問形成の上からも重要な役割を果している。彼はやがて思想的には禅から
離れ、陽明学者としての活動を繰り広げることになるが、彼の脳裏には参禅によって悟りを
得た若き日の思い出が強烈に焼き付いていたのであろう。後に、自らが得た禅の悟りを
不十分なものとして否定することになるものの、生涯、変わることなく、禅僧との
関わりを続けることになる。彼の文章には禅語・仏語が織りまぜられており、禅からの
強い影響は覆うことのできない事実なのである。―中略―
 彼と仏教との関係については、今北洪川の『禅海一瀾』を批判した『禅海翻瀾』があり、
その禅との深い関わりを指摘されながら、あまり言及されていない。そこで、禅との関係
を中心にしてまとめるのが一番よかろう、という結論に達した。よって、従来の研究と
重なる彼の行状と思想については簡単な説明にとどめた。」まえがきより

<目次より>
・解説(東沢瀉伝/その学問/沢瀉と仏教/今北洪川と『禅海翻瀾』)
・本文
○沢瀉語録
上編
・学問と本源
・得意と工夫
・良知と深造
・放下せよ
・無意無心
・決死の工夫と本来の面目
・心の安んじる所
・見かけより中身
・太極上の工夫
・本体即功夫
・読書の鉄則
・経書は心の証脚
下編
・四書と五経
・良知は衆妙の門
・不動心の根底
・世道と良知
・名誉欲
・人の大切なこと
・政治の根本
・真の神人
・空
・仏教の解析
・私の学問遍歴
○禅海翻瀾
上編
・三教合一について
・儒仏一致は改頭換面
・学程四等級の説
・体用論の矛盾
・朱子の参禅
・沢瀉の禅悟体験
・三教論の矛盾
下編
・仏教の明徳
・死にぎわ
・浩然の気
・顔回の「空」
・性と心
・仏教の私欲
・性とは何か
・格物と物格
・儒仏の「権」
・『易』と五位説
/原文
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