当店大人気！白駒妃登美さんと『ポケット万葉集』著者、小柳左門氏共著の親子で読める最新刊！
親子で読み継ぐ万葉集
1,760円(税160円)
親子で読める、とっても分かりやすい「万葉集」の解説書！
小柳左門著、白駒妃登美著、竹中俊裕イラスト
◆当店大人気！の白駒妃登美さんと白駒さんが大絶賛で
50年以上もの間、『万葉集』に魅せられてきた、
『ポケット万葉集』の著者でもある小柳左門氏が共著で、
親子で読める、とっても分かりやすい「万葉集」の解説書
が発売になります！
ポイントは、中学生から読める「万葉集」の入門編で、漢字には
振り仮名が振ってあるので、とにかく読みやすいこと。
そして、万葉集を読む大きな助けになる、竹中俊裕氏のイラスト付で、
しかも！「万葉集」の4500首の中から、小柳左門氏と白駒妃登美さんが
厳選に厳選を重ねた、親しみやすい５０首を解説した入門書の決定版！
「万葉集」を読みたいけど難しそう・・・という方も、
親子で「万葉集」を楽しく読みたいという方も、安心してお読みください。
そして、白駒妃登美さんの最新刊を心待ちにされていた方も、
是非お楽しみに！
「万葉集は、人の心をまっすぐに、美しい調べにのせて語りかけてきますので、
昔から多くの人々に愛されてきました。まさに我が国の古典中の古典であり、
日本人の「心のふるさと」でもあります。万葉集の初期においては、まだ文字が
ないような時代でしたので、おそらくすべて口伝えに伝えていたのでしょう。
万葉集を編集するころ（主に奈良時代）になっても、現代のような平仮名や
カタカナはなく、歌を伝えるのにすべて漢字で表わすしかありませんでした。
当時の人々の素晴らしさは、大和言葉の歌を、漢字の音と訓（意味）との
組合せで工夫しながら、大和言葉のもつ味わいや調べをそのままに残そう
と努めたことです。
おかげで、古代日本人の「心言葉」がそのままに伝わっているというのは、
実に在り難いことで、世界に類をみないのではないでしょうか。」
「しかしすべての歌が漢字で表現されましたので、後の世の人たちがこれを
読むには大変な苦労が必要でした。中世のころから、いろんな人たちが仮名
に直すことを試みてきましたが、とくに江戸時代には、契沖や賀茂真淵など
の学者がさまざまな意見を交わしながら、今私たちが読めるような万葉集の
基本を形作ってくれたのです。ですから、万葉集の誕生までにはじつに多くの
先人の努力があったことを忘れることができません。」
「本書では、はじめて万葉集にふれる皆さんのために、感動的で、しかも
できるだけ親しみやすい歌を五十首選んで、解説を加えました。
一人で読まれても、また親子で読まれてもいいと思います。そして、できるだけ
声に出して読むことをお勧めします。歌の意味はよくわからないものでも、その
調べの美しさにきっと気づくことでしょう。歌の命は、その調べにあるといっても
いいほどなのです。万葉集の歌は、生涯にわたって忘れがたいものです。
いつか後になって、万葉集の歌に力や慰めをもらうことがきっとあると思います。
一生の宝として親しみ、また親から子へと次世代に読み継いでいただくことが
できましたら、こんなに在り難いことはありません。感動は無限でありましょう。」
小柳左門、白駒妃登美 はじめにより
小柳左門著、白駒妃登美著、竹中俊裕イラスト
◆当店大人気！の白駒妃登美さんと白駒さんが大絶賛で
50年以上もの間、『万葉集』に魅せられてきた、
『ポケット万葉集』の著者でもある小柳左門氏が共著で、
親子で読める、とっても分かりやすい「万葉集」の解説書
が発売になります！
ポイントは、中学生から読める「万葉集」の入門編で、漢字には
振り仮名が振ってあるので、とにかく読みやすいこと。
そして、万葉集を読む大きな助けになる、竹中俊裕氏のイラスト付で、
しかも！「万葉集」の4500首の中から、小柳左門氏と白駒妃登美さんが
厳選に厳選を重ねた、親しみやすい５０首を解説した入門書の決定版！
「万葉集」を読みたいけど難しそう・・・という方も、
親子で「万葉集」を楽しく読みたいという方も、安心してお読みください。
そして、白駒妃登美さんの最新刊を心待ちにされていた方も、
是非お楽しみに！
「万葉集は、人の心をまっすぐに、美しい調べにのせて語りかけてきますので、
昔から多くの人々に愛されてきました。まさに我が国の古典中の古典であり、
日本人の「心のふるさと」でもあります。万葉集の初期においては、まだ文字が
ないような時代でしたので、おそらくすべて口伝えに伝えていたのでしょう。
万葉集を編集するころ（主に奈良時代）になっても、現代のような平仮名や
カタカナはなく、歌を伝えるのにすべて漢字で表わすしかありませんでした。
当時の人々の素晴らしさは、大和言葉の歌を、漢字の音と訓（意味）との
組合せで工夫しながら、大和言葉のもつ味わいや調べをそのままに残そう
と努めたことです。
おかげで、古代日本人の「心言葉」がそのままに伝わっているというのは、
実に在り難いことで、世界に類をみないのではないでしょうか。」
「しかしすべての歌が漢字で表現されましたので、後の世の人たちがこれを
読むには大変な苦労が必要でした。中世のころから、いろんな人たちが仮名
に直すことを試みてきましたが、とくに江戸時代には、契沖や賀茂真淵など
の学者がさまざまな意見を交わしながら、今私たちが読めるような万葉集の
基本を形作ってくれたのです。ですから、万葉集の誕生までにはじつに多くの
先人の努力があったことを忘れることができません。」
「本書では、はじめて万葉集にふれる皆さんのために、感動的で、しかも
できるだけ親しみやすい歌を五十首選んで、解説を加えました。
一人で読まれても、また親子で読まれてもいいと思います。そして、できるだけ
声に出して読むことをお勧めします。歌の意味はよくわからないものでも、その
調べの美しさにきっと気づくことでしょう。歌の命は、その調べにあるといっても
いいほどなのです。万葉集の歌は、生涯にわたって忘れがたいものです。
いつか後になって、万葉集の歌に力や慰めをもらうことがきっとあると思います。
一生の宝として親しみ、また親から子へと次世代に読み継いでいただくことが
できましたら、こんなに在り難いことはありません。感動は無限でありましょう。」
小柳左門、白駒妃登美 はじめにより
