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日本習合論
1,980円(税180円)
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日本習合論
1,980円(税180円)
ミシマ社さん創業15周年記念企画の、まさに傑作!/strong>

内田樹著

◆ 本書における「習合」↓
「日本固有の土着的なもの」と「西洋からの外来的なもの」が共生すること。

1956年に加藤周一が指摘した、日本文化の本態である雑種性。そのテーゼに賛同しつつも、
著者の内田樹氏はあることが気になりました。――雑種文化の典型であるはずの神仏習合は
どうしてなくなってしまったのか?

本書は「習合」を手がかりに日本文化の諸相を論じながら、その豊穣性の源泉に迫った意欲作!
宗教にはじまり、農業、会社、仕事、民主主義、J−POPと論じるトピックも多岐にわたり、
まさにタイトルの通り「習合」的にアプローチしてゆくスタイルは、内田氏の本の醍醐味とも言えます。

昨今の災害やパンでミックにおける政府の機能不全や世界的に深刻な気候変動の問題など、
ますます混迷をきわめてゆくこれからの時代を生きのびてゆくために大切なこととは?
さあ、今こそ壮大な知の扉を開こう!

「話を簡単にするのを止めましょう」。それがこの本を通じて僕が提言したいことです。
もちろん、そんなことを言う人はあまり(ぜんぜん)いません。これはすごく「変な話」です。
だから、多くの人は「そんな変な話は聴いたことがない」と思うはずです。
でも、それでドアを閉じるのではなく、「話は複雑にするほうが知性の開発に資するところ
が多い」という僕の命題については、とりあえず真偽の判定をペンディングしていただけない
でしょうか。だって、別に今すぐ正否の結論を出してくれと言っているわけじゃないんですから。「というような変なことを言っている人がいる」という情報だけを頭の中のデスクトップに
転がしておいていただければいいんです。それ自体すでに「話を複雑にする」ことのみごとな
実践となるのですから。――あとがきより」
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