ミシマ社の雑誌 「ちゃぶ台 」Vol.5 「宗教×政治」号
1,760円(税160円)
最初から最後まで読みたくなる、雑誌を越えた雑誌「ちゃぶ台」第5号!
「無宗教です」は通じない!
無政府状態は始まっている!?
あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか?
日本の問題がすべてここに凝縮していた…。
尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、
藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、
内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。
ミシマ社の雑誌、第5弾!
●ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは?
お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を
自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」
「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、
「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは?
政治にどう向き合えばいいか?災害、毎年のように起こる人災。
くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい
勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、
これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。
「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になれば
と願ってやみません。
本誌編集長 三島邦弘
●本号の特集について
特集1 ぼくらの宗教
特集2 みんなのアナキズム
●巻頭の言葉
二〇一八年十月二十二日未明、ドイツの会社が保有するタンカーが
周防大島の大島大橋にぶつかり、水道管が破裂。島では、約四十日間
断水状態がつづくことになる。
『ちゃぶ台』は創刊以来、毎年この島で特集を組んできたこともあり、
私たち編集部も大きなショックを受けた。十一月三日、訪島し、
ほんの微力でしかないが、水を配り、島の方々のお話をうかがった。
その後、自分たちにできることを考え、寄付を募るなど実践した。
しかし、なかなか断水復旧の見通しがたたない。なぜ、国は動かないのか?
高まる疑念はやがて、確信へと変わっていた。
国はこの島を見放したにちがいない……。
自然災害、人災、議論されないまま通過する法案……今、私たちをとりまく
環境は、実態としてすでに「無政府状態」に近い。まともな感覚で生きよう
とすればするほど実感する。そういう時代において宗教はどういう役割を
果たせるのか? 自分たちの時代の政治 はどうなるのか。一人の生活者
としてどう動いていけばいいのか? その手がかりを求めて、本誌の特集を企画した。
本誌編集長 三島邦弘
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「無宗教です」は通じない!
無政府状態は始まっている!?
あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか?
日本の問題がすべてここに凝縮していた…。
尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、
藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、
内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。
ミシマ社の雑誌、第5弾!
●ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは?
お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を
自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」
「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、
「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは?
政治にどう向き合えばいいか?災害、毎年のように起こる人災。
くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい
勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、
これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。
「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になれば
と願ってやみません。
本誌編集長 三島邦弘
●本号の特集について
特集1 ぼくらの宗教
特集2 みんなのアナキズム
●巻頭の言葉
二〇一八年十月二十二日未明、ドイツの会社が保有するタンカーが
周防大島の大島大橋にぶつかり、水道管が破裂。島では、約四十日間
断水状態がつづくことになる。
『ちゃぶ台』は創刊以来、毎年この島で特集を組んできたこともあり、
私たち編集部も大きなショックを受けた。十一月三日、訪島し、
ほんの微力でしかないが、水を配り、島の方々のお話をうかがった。
その後、自分たちにできることを考え、寄付を募るなど実践した。
しかし、なかなか断水復旧の見通しがたたない。なぜ、国は動かないのか?
高まる疑念はやがて、確信へと変わっていた。
国はこの島を見放したにちがいない……。
自然災害、人災、議論されないまま通過する法案……今、私たちをとりまく
環境は、実態としてすでに「無政府状態」に近い。まともな感覚で生きよう
とすればするほど実感する。そういう時代において宗教はどういう役割を
果たせるのか? 自分たちの時代の政治 はどうなるのか。一人の生活者
としてどう動いていけばいいのか? その手がかりを求めて、本誌の特集を企画した。
本誌編集長 三島邦弘