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最後の20セット!手に入れるなら今がチャンス!
【完売しました!愛蔵版】文読む月日 上下巻セット
8,140円(税740円)
【完売しました!愛蔵版】文読む月日 上下巻セット
8,140円(税740円)
【お陰様で完売しました!】
北御門二郎氏が、精魂込めて訳したトルストイの本物名著の愛蔵版!


お陰様で、限定20セット完売しました。
沢山のご注文ありがとうございました。

レフ トルストイ著、 北御門 二郎訳

2021年4月の成幸読書選定本『北御門二郎 魂の自由を求めて』の中で、
著者のぶな葉一氏(本名:石田昭義氏「地の塩書房」代表)が、地の塩書房を
設立するきっかけになったのが、『文読む月日』だったと書かれていました。

今から30年以上前、当時、どこの出版社にも相手にされなかった、北御門氏が
15ヶ月にわたり、精魂込めて訳した『文読む月日』の原稿の束を、著者の石田氏
が見つけ、「ここには無償の愛の精神がある。これほどの内容のある原稿がどこの
出版社にも相手にされないまま北御門さんの押入れに眠っているなんて信じられない。」
売れる売れないより、これだけ内容のある本は世に出す価値がある。
もしも売れないならリュックにつめてでも売って歩く!という強い気持ちを持って、
出版を決意された、相当な思い入れが詰まっている本物名著になります。

※『文読む月日』は、文庫版でも出版されていますが、北御門氏の思いと、
地の塩書房代表 石田氏の思いが十分に詰まった名著はこちらの愛蔵版なので、
読書のすすめは、こちらの箱入り2冊セットをおすすめします!

もう出版社さんに20セットしか残っていないそうで、増刷の予定もないそうです。
20セット全部これから仕入れますので、心ある方はこの最後のチャンスに是非。

お取り寄せに1週間程いただくので、4月15日頃入荷予定。
ご予約受付中!

あれこれ説明するより、以下、少し長いですが、『北御門二郎 魂の自由を求めて』の中に
書かれている、『文読む月日』の猖楴銑瓩鯢修錣靴拭感動的な文章をお読みください。

「『文読む月日』は最晩年のトルストイが、序文だけでも百回以上の推敲をかさね、
六年の歳月を費やして編纂した作品で、「自分の著者がすべて忘れさられても、この
書物だけは残るだろう」と心血を注いで世に出した書です。亡くなる前日にもその日の
箇所を読んでもらい、「ああいい、そのとおりだ。なにもかもいい。」と言って眠りに
ついたということです。
この書は、キリスト、釈迦、孔子、老子、マホメット、ソクラテス、プラトン、ルソー、
パスカル、カント、シラー、ニーチェ、ソロー、ホイットマンなど、百七十名にのぼる
聖賢といわれる人々の言葉を紹介しつつ、「愛に生きるとは」「病むということ」「死に直面
すること」「真に賢い人とは」など、一日一話、三百六十五日の読物として、トルストイが
読者に語りかけます。北御門二郎氏が訳した日本で初めての完全訳です。北御門さんと著者
の縁は、この『文読む月日』の出版から始まりました。
 
地の塩書房設立については、北御門さんが自著や講演会などでそのいきさつを語って
くれていますので、一部紹介させていただきます。
 「地の塩書房の石田さんは、内村艦三の著作を通じて、イエス・キリストを知り、同時に
トルストイの著作、ことにトルストイの民話に深い真理を感じて、朝な夕なに読んでいると
言います。さらに石田さんは、無償の愛の精神から「地の塩の箱」運動を提唱した詩人の
江口榛一氏に共感し、江口氏が志なかばにして倒れると、自分としてできることは何かを
求めるようになっていったと言います。そんな折に、石田さんは、わたしが十五ヶ月精魂
込めて訳し終えた分厚い原稿の束に出会ったわけです。石田さんは原稿を読み込んで手紙
で次のような率直な感想を書いてよこしてくれました。『ここには無償の愛の精神があるこ
と。それにしてもこれほど内容のある原稿がどこの出版社にも相手にされないまま、北御門
さんの押入れの中に眠っているなんて信じられないと思ったこと。今どきこの種の本は、
三百冊も売れればよいほうだと大手出版社の編集者から言われたこと。でも、熟慮のすえ、
売れる売れないより、これだけの内容のある本は世に出す価値があり、自身も手元において
読みたいと思うので、出版に向けて努力したい。もし売れなければ、一人でも多くの人に
読んでもらいたいから、リュックにつめてでも売って歩くつもりです。」ということでした。」
ということでした。
 このような精神をもつ出版社に出会えたことは、まさに、わたしにとって、天が与えて
くれた縁ともいう思いがしました。訳者冥利につきるというほかはありません。それにして
も上下二巻(各四百五十ページ)にのぼる『文読む月日』を出版しようというのですから大変
なことです。
 以後、石田さんの地の塩書房が、心訳シリーズをはじめわたしの翻訳本を刊行する中心の
出版社となりました。」

 著者のところに分厚い原稿の束が届いてから、出版を決意するまでの敬意を原稿の束が
届いてから、出版を決意するまでの経緯をお話したいと思います。

1、『文読む月日』と題した表紙の一枚をめくり、文章を読みすすめるうちに、今までの
書物では味わえない養分といったものが、体の内に蓄えられていく感覚を得たこと。
2、これほど内容のある日本で初めての完全訳が、なぜどこの出版社からも相手にされない
ままなのか、不思議に思ったこと。
3、これを原稿のままにしておいていいのか。と自問し、でも出版するとして、上・下各
四百五十ページをこえる大部の本になり、資金面からもよほどの覚悟がいること。
4、出版する以上は、途中でやめることはできないし、出版社として安易に絶版にすること
もできない責任が生じる。北御門二郎という人物に会って、その上で出版するかを決めたら
どうかと忠告してくれる人もいましたが、まず、北御門訳と他訳を比べてみよう。あるいは
北御門訳と同等の水準のものがあるかもしれない。
5、比べてみて改めて北御門訳の良さを実感しました。難解と思われる箇所も、なんとも
柔かく、みずみずしく、それでいて文章の中の本質をぴたりとした言葉でとらえている。
すっとわたしの胸に納まるのでした。
6、どうしてこのような訳が生まれるのか。北御門さんが歩んできた道に思いを馳せました。
北御門さんは命がけで徴兵を拒否しようと決意し、そのため残り少ない命のあるうちにと、
聖書、仏書、孔子、老子、カント、ルソーなどを貪り読みました。百姓として土に親しむ
ようになってからは、出版のあてはなくても、トルストイをちゃんとした訳で残したいの
一念で、日が暮れてからの時間を翻訳に没入し、良心にかけて納得する訳を求め続け、訳
した大学ノートは押入れにうず高く積まれてきました。原文に感動し、自らもその中に
光を求めつつ訳す姿勢に、これはただの翻訳ではないと思い、「心訳」という言葉がわたし
の中に生まれたのでした。」
『北御門二郎 魂の自由を求めて』第9章『文読む月日』より