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魔術の歴史〜附・その方法と儀式と秘奥の明快にして簡潔な説明
7,480円(税680円)
魔術の歴史〜附・その方法と儀式と秘奥の明快にして簡潔な説明
7,480円(税680円)
『脱人間論』にて執行草舟氏おすすめの本物名著!

エリファス レヴィ著、鈴木啓司訳

※貴重な書籍なので、基本的にはご予約爐里澂瓩砲銅付させていただきます。

◆当店大人気!執行草舟氏最新刊『脱人間論』の中で、執行草舟氏が
ご紹介のおすすめ名著、『魔術の歴史』。

「『魔術の歴史』の著者エリファス・レヴィはそれについて次ぎのように言っている。
「人間は陰の陰であり、それは神の力の具現である。・・・人間の姿に表明された神の
言葉の総体は、ゆっくりと上昇し、朝日のごとく水面から出る。片方の足を大地に置き、
もう片方を海に置く。そして、全身を想像の大海に映して、自分の反射像に息を吹きかけ、
その像に生命を吹き込む」と。そして、その大地が人間の領分であるとしている。
まさに原初のアダムが、海面に映し出され地上へと生まれ出るように、我々もこの現世
において神の虚像として生きていることになる。神のいる世界が本当の実像なのだ。
つまり、最新の物理学によって証明されつつある宇宙に充満する「暗黒流体」の世界である。
p.141 「原人間とは」より

「先ほども出た神秘思想家のエリファス・レヴィは『魔術の歴史』の中で、「精神は降下
するために衣(=肉)を着け、上昇するために衣を脱ぐ。知的存在は全く上昇的なものだ。
・・・魂は過ちを償うと、外を取り巻く地上の大気の闇を離れ、太陽に向かって上昇して
いけるほど強くなる。祈りは上昇していき、恩寵は下降していく。一度上昇した精神は
もはや下降せぬ」と述べ、精神と肉体の関係を感情的に説明した。このことを感覚として
人間が分かっていた時代はさほど前ではないが、ここ百年の間で人々からこの感性は
すっかり奪われてしまい、快楽と放縦のほうへ一辺倒となってしまった。」
P151 「負のエントロピー」より

―以下、『魔術の歴史』序章より↓

「魔術は門外漢が捏ち上げているごときものとは違う。もっとも、魔術を
これそれのものであるとする権利など誰にもないのだが。魔術は魔術であり、
数学のようにそれ自体で存在している。なぜなら、それは自然とその法則についての
正確で絶対的な学問であるからだ。―中略―伝統的にいまもこれらの道士は、
<王>の称号を与えられている。というのも、魔術への参入は真の王権を成立
させるのであり、また、道士の偉大な術は、それを窮めたすべての者たちによって、
<王の術>あるいは<聖なる王国>と呼ばれているからである。」

「魔術は、同一の学問のなかに、哲学が持つ最も確かな部分と、宗教が持つ無謬で
永遠なる部分を統合する。それは、信仰と理性、科学と宗教、権威と自由という
一見相反するかに見えるこれら二項を、完璧に異論の余地なく結び合わせるのである。
魔術は、人間の精神に、哲学的にも宗教的にも数学のように正確な精度を持ち、その
結果、数学自体の無謬性の説明ともなる道具を供する。」
「しからば、なぜこの高等学問は今日いまだ知られておらぬのか。暗い闇しか見えぬ
天にかくも光輝く太陽の存在をどうして思い描けよう。高等学問は実はつねに知られて
いたのである。ただし、選り抜きの知性たちによってのみ。彼らは沈黙すること、待つ
ことの必要性を理解していたのだ。―中略―
学問には夜と夜明けがある。というのも、学問は規則正しい運動と段階的な進歩を有する
生命を知的世界に付与するからだ。真理は光線のようなものである。隠されていることの
何一つ失われてはおらぬが、また、見出されたことの何一つ絶対的に新しいということはない。神は自らの栄光を反映する学問に、自らの永遠性を刻印することを欲したのである。」

「教理の魔術は、歴史哲学が窮められずにいる秘密のすべてを解く鍵である。実践の魔術は
唯一、人間の意志のつねに限られているがつねに進歩している力に対して、自然の隠れた
神殿の扉を開いてくれるものである。」序章より

【内容紹介】
魔術道士レヴィの最高傑作にして近代オカルティズムの金字塔、初版稀覯本に拠る待望の完全訳。本書は『高等魔術の教理と祭儀』の読篇、レヴィの「魔術三部作」の頂点。ボードレール、リラダン、マラルメ、イェイツ、ジャリ等の同時代の象徴派詩人はもとより、ブルトンを始めとするシュルレアリスト、ジョイス、ミラー等の今世紀の重要な作家たちにも絶大な影響を与えつづける黒い聖典。その魔術理念や神秘主義のみならず、人物や歴史的逸話を活き活きと想像力豊かに綴る文才も魅力で、若き日のランボーがシャルルヴィルの図書館で本書を耽読し、詩想の源泉としたことはよく知られている。わが国でも、日夏耿之介、生田耕作、渋沢龍彦等の熱讃者をもち、大正期から翻訳が待たれていた「大作業」である。

<目次より>

第一之書 魔術の起源

 第一章 伝説上の起源
 第二章 道士(マギ)たちの魔術
 第三章 インドにおける魔術
 第四章 ヘルメスの魔術
 第五章 ギリシャにおける魔術
 第六章 ピュタゴラスの数秘術
 第七章 聖なるカバラ

第二之書 教理の形成と実現

 第一章 黎明期の象徴表現
 第二章 神秘主義
 第三章 秘儀参入と試練
 第四章 民衆の信仰に見られる魔術
 第五章 処女性の神秘
 第六章 迷信
 第七章 魔術の建造物

第三之書 キリスト教の啓示による魔術の総合と聖なる実現

 第一章 ユダヤ人により魔術の罪で告発されたキリスト
 第二章 魔術によるキリスト教の真理
 第三章 悪魔について
 第四章 最後の異教徒について
 第五章 伝説
 第六章 カバラ的絵図と聖なる表徴
 第七章 アレクサンドリア学派の哲学者たち

第四之書 魔術と文明

 第一章 未開人における魔術
 第二章 女性たちの影響
 第三章 妖術師に対するサリカ法典
 第四章 カルル大帝治下の諸伝説
 第五章 魔術師たち
 第六章 有名な裁判
 第七章 悪魔に関する迷信

第五之書 秘儀精通者と聖職者

 第一章 魔術の罪に問われた司祭と教皇
 第二章 放浪者ジプシーの出現
 第三章 ライムンドゥス・ルルスの伝説と物語
 第四章 錬金術師たち
 第五章 有名な妖術師と魔術師
 第六章 魔術裁判
 第七章 メーソンの魔術的起源

第六之書 魔術と革命

 第一章 十八世紀の注目すべき著作家たち
 第二章 十八世紀の驚くべき人物たち
 第三章 カゾットの預言
 第四章 フランス革命
 第五章 霊媒狂現象
 第六章 ドイツのイリュミナリティ
 第七章 帝政と王政復古

第七之書 十九世紀における魔術

 第一章 神秘主義催眠術師と物質主義的催眠術師
 第二章 幻覚
 第三章 催眠術師と被催眠者
 第四章 魔術における幻想作家
 第五章 著者の身近な思い出
 第六章 隠秘学について
 第七章 要約と結論