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魂にふれる
1,980円(税180円)
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魂にふれる
1,980円(税180円)
私たちが悲しむとき、悲愛の扉が開く

当店大人気!
批評家の若松英輔氏の知る人ぞ知る名著で、2012年3月に出版されたこちらの本。 東日本大震災で家を失ったり、愛する人を 失って、「悲しみ」という現実に向かう方々に 贈る著者からの手紙といっていい本なのですが。 この「悲しみ」は、人として生きる限り誰でもが 体験することであると思います。 なにかふわふわしている現代人にとって、 いつの間にか「悲しみ」とは、あまち良くないものと 漠然と感じている方が多いのではないでしょうか。 しかし、人間は悲しみや苦という現象に出会い、 悩んでこそ、そこから人として最も大切な「情緒」が はじめて理会できるのだろうと思います。
下記にこっとだけ本文から抜き書きしてみました。 「魂は見えない。でも、感じることはできる。 君が悲しいと思うとき、君は全身で魂を感じている。 苦しくて、どうしようもなくて、ただ苦しみに身を 投げ出しているとき、君は魂を生きている。 悲しみも苦しみも、すべて魂の営みだからだ。 もちろん、喜びも幸福もそう。僕らは皆、魂で世界と 触れ合っている。それは、ぼくらが、世界と他者に 最初に接触する場所だ。魂は肉体を包み込み、守っている。 生きていると、これからも必ず困難に遭遇する。 そこから逃げることを教える人ではなく、君にそれを 乗り切る力があることを教えてくれる人を、大切に しよう。君にとって大切な人は、君の望みをかなえて くれる人であるよりも、君の困難を共に生きてくれる人だ。」 現代人は、いつからか目に見えない”魂”という 存在を無視してきたように思います。 さて、続いて本文からもう少しご紹介しましょう。 「ぼくらの課題、それは生きることだ。そして、他者と悲哀に よって結ばれることだ。それには、ときに困難が付きまとう。 そのときは、祈ろう。祈りとは、願うことではない。 むしろ、願うことを止めて、沈黙の言葉を聞くことだ。 死者たちは、「課題」を残していなくなるのではない。 死者は、「課題」のなかで、君たちと共に生きる、ひそやかな 同伴者になる。 死者と生きるとは、死者の思い出に閉じこもることではない。
今を、生きることだ。今を生き抜いて、新しい歴史を刻むことだ。 これからも死者は、悲哀の扉を開け、訪れる。君が、君自身の 生を生きることを促すために、大きくその扉を開け放つ。 耳を澄まそう、扉が開く音が聞こえるだろう。」
愛する人の魂と共に生きる。 この感覚を取り戻すとき、ほんとに腹の底から エネルギーが沸き起こってくるのを感じ取れるでしょう。 西郷隆盛もそうだっあようです。悲哀によって天の声を聞き、 沈黙の中で、天への道を模索する。 私にも、いままで共に生きてきておしくも亡くなった友人が おります。みなさんもそういう方がおられるのではないでしょうか。 いつもわたくしは、その大事な死者の写真を眺めて、 勇気を湧かせています。 この本にはとても大事なことが書かれております。 「
魂にふれる」ことこそが、人を無私にしてくれる大きな出来事だと 確信されることでしょう。そしてまた一つ人生の成長を 促してくれます。ぜひご一読を。
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